元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

引用

致知から

なぜ判断を間違うかといえば、「情報」が足りないからです。 十分な情報が揃っていれば、どんな人でも判断を誤ることはない。 要するに優れた人がよい判断をするのではなく、優れた人は必要な情報を十分に持っていて、その中で判断するだけだというんですね。…

山田博士さんのコトバ

(以下文末まですべて引用) 歴史はすべて「勝者の物語」なんです。戦争で勝った側が作った、物語なんですね。これは洋の東西を問わず、そうでした。 ぼくたちが学校で習った歴史なんて、みなそう。 たとえば、アメリカをコロンブスが「発見した」なんて、と…

「あなたの中の最良のものを」

人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。 あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にすることなく、善を行いなさい。 目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。気にすることな…

語る禅僧(2)

語る禅僧作者: 南直哉出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1998/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る(以下、引用) 遊行中の上人が、ある武士の館で念仏を勧めた。そこは酒宴のたけなわだったが、主人の武士は装束をあらため、口を漱いで…

語る禅僧

語る禅僧作者: 南直哉出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1998/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る(以下、引用) わが宗祖は留学先の中国で、ある体験をきっかけに「身心脱落」した、ということになっている。これは後年、いわゆる宗祖…

Logues その5

ニュースの深層evolution:「恐山の禅僧」に日本社会の現代を問う南(直哉): 大きな誤解はね……自殺願望の人は死にたいんじゃないんです。生きるのが嫌なんです。全然違うわけですよ、死にたいっていうことと。「生きているのが嫌なんだ」って何度も言って…

「水五訓」

「水五訓」中條高徳(アサヒビール名誉顧問)『致知』2006年9月号人類にとってかけがえのない大切な水だけに、水に関する教訓がたくさんある。 (略) 「水は方円の器に随う」という。 自分を主張せず、すべてに柔軟に順応しながら、自分の本質を失わな…

Logues その4

Logues 2008-11-19 ■南直哉・茂木健一郎対談:「脳と癒し」ものが見えなくなるときというのは大抵、「自分の都合に合わせよう」とするときなんです。その「自分の都合に合わせる」ということがどういうことかを一回立ち止まって見ないと、事はうまくいかない…

Logues その3

Logues 2008-11-19 ■南直哉・茂木健一郎対談:「脳と癒し」仏教には特効薬が無いんですよ。「これ一発でカタがつく」ということはあり得ないんです。もしそれを言うとすれば、それは仏教ではない。「これ一発」でこの世の悩みや苦しみが解決すると思うという…

Logues その2

Logues 2008-11-19 ■南直哉・茂木健一郎対談:「脳と癒し」修行して「無」になればパニック障害とかそういうものも治るんだろうと思っていたらしいんですけど、これはナンセンスな話でございまして、座禅したところで何したところで治らない。それは、この世…

Logues その1

Logues 2008-12-14 ■NHK 教育テレビ「こころの時代 〜宗教・人生〜」:南直哉インタビュー「仏の教えをたずねて」(略)釈尊が最後に語った言葉っていうのは「最後」ですからね。苦難の道のりを越えてきて、それこそ涅槃に入る直前に自分の生き方を肯定する…

山田博士さん

山田博士さんの素晴らしい文章を以下に引用します。 - 車が趣味です。 競馬が趣味です。 ケータイが趣味です。みんなそれらは、その陰で誰かが操作しているに過ぎません。本当に自分で考えるような趣味を持つには、すごく努力をしなくてはなりませんから。で…

利子と元本

アイヌはその年の自然の“利子”の一部で、食うことも住むことも、着ることも全部やってきた。今の人間は自然という“元本”に手をつけている。“元本”に手をつけたら“利子”がどんどん減ることを、これだけ経済観念が発達した日本人がなぜ分からないのか。(萱野…

桜井章一さん

(以下、引用) 「平常心とは、なにがあっても揺れない心」と多くの人が解釈していると思う。 だが、私の平常心に対する解釈はちょっと違う。私の考える平常心とは、日常という「常」を大事にすること。日々の暮らしを大事にする、そんな当たり前の気持ちこ…

中村文昭(クロフネカンパニー社長) 『致知』2006年3月号 (師匠の田端さんとの生活の中で) 大切なのは、日々の行動なんだなということを教えられました。それを突き詰めれば4つに集約されるんですが、非常に分かりやすくて、小学生にもできる簡単な…

東城百合子さん 祈りとは

あなたと健康社の東城百合子さんの言葉ですが。。「祈りとは生活そのもの 祈りとは生活すること」このコトバだけを切り取ってしまうと、ただ生活していれば祈りになる、という解釈になってしまいます。でも、僕の解釈になってしまいますが、東城さんのおっし…

致知(2010年1月号)

板橋(興宗、御誕生寺住職): 私の八十年の人生信條といえば、「傍目を気にして生きる」。(略)これでも私は毎朝四時に起きていますが、これが誰もいなかったら絶対起きない。今日は横内さんがきてくださるというから頭も剃って法衣も着ていますが、誰にも…

こころの時代

本日の「こころの時代」のメモです。 食えなきゃ死ぬ。でも食っていてもいつかは死ぬ。 あらかじめ決まっていること(人間が生まれるにあたって神・仏との最初の所与の契約) 生まれたらいずれは死ぬ そして、死ぬ時期はわからない 生まれたら、誰にも代わっ…

「『無料の意見』は聞き流そう」

図解 思考は現実化する―金持ちビジネスマンになるための17の方程式(ゴールデンルール)作者: 田中孝顕,ナポレオン・ヒル財団アジア太平洋本部出版社/メーカー: きこ書房発売日: 2003/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を…

イチローさん3

イチロー進化論作者: 児玉光雄出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社発売日: 2008/04/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る長々と引用が3日目になってしまいました。。 「勝ちたい」という願望を捨て去るべきです。…

イチローさん2

イチロー進化論作者: 児玉光雄出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社発売日: 2008/04/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るこの本を読んで「目ウロコ」だった箇所の抜粋の続きです。 ただし、メモ帳になぐり書きした…

イチローさん

イチロー進化論作者: 児玉光雄出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社発売日: 2008/04/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るこの本を読んでいてあまりに「目ウロコ」だったので、いろいろテキストにメモしておきました…

趙州洗鉢(無門関)

趙州洗鉢 趙州、因僧問、某甲乍入叢林。乞師指示。州云、喫粥了也未。僧云、喫粥了也。州云、洗鉢盂去。其僧有省。無門曰、趙州開口見膽、露出心肝。者僧聽事不真、喚鐘作甕。 趙州、因みに僧問う、「其甲、乍入叢林(さにゅうそうりん)。乞う、指示したまえ…

日野原重明先生

生きかたの処方箋作者: 日野原重明出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る日野原重明さんとの対談本の中の松石久義さんという方の発言 私どもは外来で患者さんを診ておりますと、(…

鍵山秀三郎さん

あとからくる君たちへ伝えたいこと作者: 鍵山秀三郎出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2011/09/16メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見る努力は形を変えて、きちんとした成果となって、努力した人に必ずもたら…

死(明るい意味での)

多生の縁 玄侑宗久対談集作者: 玄侑宗久出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/03/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 私の心の奥底にある「儒教的ガンバリズム」の影響ではないかと私なりに思ったわけです。何と向かい合った時でも「頑…

致知

『致知』2009年8月号 〜「生涯現役」第42回〜大嶋常治(神戸フィラデルフィヤ教会主任牧師)「汝死に至るまで忠実であれ」 の記事より抜粋 ──100歳の現役牧師が教える健康長寿の秘訣─ ■大嶋 なぜ私が長生きできているかについても、すべてこれ、神の…

ラジオ深夜便(の雑誌)

ラジオ深夜便(の雑誌) 2009年8月号 こころの時代「安心して生ききる」岡本祐三 日本の場合、言葉によるコミュニケーションがあまり重視されませんよね。そういう中で次世代家族と同居すると、「世話をしてくれない」とか「親近感を持ってくれない」とか、…

「キレたもん勝ち」

本来の日記部分 カレンダー(予定の記入というよりはほぼ日記)はこちら http://www.google.com/calendar/embed?src=stevengerrard.jp%40gmail.com&mode=AGENDA 抜粋・紹介 の消滅−個性神話と少年犯罪− 土井隆義 我々世代からみると、「キレたらあとは知らな…