元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

貧乏人は質素な暮らしをできない

貧乏人は掃除をしなくなります。そういう気力すらなくなってくるからです。「質素な暮らし」をするヒトは、まず掃除をします。同じ可処分所得であっても「貧乏」と「質素な暮らし」の違いは、ここにあります。 ところで、貧乏人が、可処分所得が上がっていっ…

「あの すばぁらしい あーいーをー もおいちどぉ〜」

「あのとき同じ花をみて きれいだねといった二人の 心と心が〜」 という歌がありました。そうなんですよね、同じ花をみて同時に「きれいだね」といえるかどうか。。 いや違った。逆なのです。たとえば。。 (ちらかった)同じ部屋をみて、同時に「キタナい」…

堕落を防ぐために

総じて、世の中は便利になってきていると思います。とてもすばらしいことだと思います。そんな中で人間が、肥大化した欲求欲望をセーブできずに不満ばかりを募らせてゆく図というのは。。であれば、世の中というのは便利にならなかったほうがよかったのだろ…

良質な選民意識

ある程度、いや、相当努力した後に感じる「選民意識」というのは肯定されるべきだとは思うのですが。。ですが、そういう意識を持ってしまう時点で「まだまだ」という感じがしますし。 そこでとどまっていては。。そこ(選民意識を持った状態)を突き抜けてゆ…

自分から笑いましょう

自分から、自分の中にあるものをネタに、笑いましょう。 と、いうことです。テレビとか映画とか、レンタルDVDとか、そういうのに笑いを求めるのではなく。そう思い始めたら、不幸な人生は送れなくなってきますよね。。外部のネタに笑いを(あるいは幸福を…

「大道」とは (略)むやみに新しがっていい気になっている連中は、仁義だ道徳だというと笑う。古いとか時代おくれだとか進歩がないなどといって冷笑する。そのようにつまらぬ人間が笑うようでないと本当に「道」ではないというわけです。 「老子三宝」のう…

語録

ちょっと長いですが。。 二宮先生語録巻の3 【216】儒に仁義礼智信と曰(い)い、仏に空風火水地と曰う。 然るに仁と空とは則ち虚なり。 風火水地おのおの形有り。 あに列すべけん。 風火水地を合すれば、則ち空なり。 風火水地を去れば、則ち空無し。 …

自分は軽く不潔でもよい

自分自身(身体)を清潔に保つことに興味が薄れてきたら、ヒニクなことに肌のカユみとかが少なくなってきましたね。人生、そんなもんだと思います。なぜ自分自身の清潔さに興味が薄れてきたかといいますと、掃除に熱を入れるようになったからですね。 以前、…

シェアの精神

よく聞くたとえとして、 キャンドルサービスでローソクの灯りをシェアしても、シェアしたほうは消えない。 どんどんシェアすれば灯りがどんどん増える。いわゆる「施し」というのは、与えても与えても自分のところからなくなっていかないものだ、ということ…

税金は払う

税金というのは結局、自分のところへ還ってくる(還元される)効果というのはほぼゼロであって、つまりは公共への投資なのですね。極端にいえば「寄付」です。という意味では、税金は払ったほうがいいですね。ギリギリまで節税してギリギリまで自分が自由に…

死ぬとき

死ぬとき苦しむと、そこまでの人生がすべてムダになってしまうかもしれないのです。だから、ぽっくりと死ぬのが理想なのです。 あららら? っていう間に死んだほうが、苦しんで死ぬよりよっぽどいいのです。それがダメなら。。死期が近づくまでにかかりつけ…

趙州洗鉢(無門関)

趙州洗鉢 趙州、因僧問、某甲乍入叢林。乞師指示。州云、喫粥了也未。僧云、喫粥了也。州云、洗鉢盂去。其僧有省。無門曰、趙州開口見膽、露出心肝。者僧聽事不真、喚鐘作甕。 趙州、因みに僧問う、「其甲、乍入叢林(さにゅうそうりん)。乞う、指示したまえ…

継続

糸井重里さんが、ご自身の「ほぼ日刊イトイ新聞」のコラムで素晴らしいことを書かれています。 (何月何日付けかは忘れてしまいました、すみません) ・しっかり継続する、というのは、 「ただそれだけじゃないか」と思われがちなのですが、 ほんとうに「た…

街へ出る、世に出る

最終的には、他人にうらやましがられるような人生を送らなければならない、と思っています。 最期だけ「そこ」で終わる、といいますか。。「最終的には」がキモであって、常にそれが目的ではあってはならない。 ということも理解しているつもりです。それで…

やってやれないことはない

たとえば、「あなたはなんでもできる 何にでもなれる」という開発セミナー系の諭し文句に対して。。35歳から、ずぶの素人がプロ野球選手になろうとしたら、できるか? と。 答えはわかっています。100%プロ野球選手にはなれません。だから「あなたはな…

日野原重明先生

生きかたの処方箋作者: 日野原重明出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る日野原重明さんとの対談本の中の松石久義さんという方の発言 私どもは外来で患者さんを診ておりますと、(…

まず自分、でよいのでは

たとえば掃除を例にとれば、 自分の鍛錬のために行っていることが結果的に他人、周りの役に立てばそれでよいわけで、それが利他的。つまり、最初から他人、周りの役に立とうという気持ちが先にくることが利他的といえるのか? という疑問が以前よりありまし…

おとなの小論文教室

おとなの小論文教室。Lesson457 どんな人とつきあいたいですか? を読んで僕が思ったこと。 ・「円」(つまりこれが自分の「器」?)は、自分も大きくしてゆく努力をしなければ相手に失礼です。 ・ヒトに突撃してゆく基準というのは、そのヒトが運…

自分の生活への気がかりがなくなる(他人のために生きるという素地)

自分の身辺を整理して、自身の生活を豊かにする努力をし、ストレス少なく、「生きやすい」生活を確立し。。そうすると、自分の人生そのものが空気のような存在になる。(これが、一次的悟りかもしれません)もう自分が自分がという考え方がなくなってくる。…

川村かおりさん

いまさらですが。。ちょうど2年前、川村かおりさんのことを日記に書いていました。「私は、同世代の川村かおりさんの、「City―緑の街で」に象徴されるような、都市型のカッコよさに、強く魅かれていたように思います。」と。 同世代のヒトが亡くなるという…

「悟道と人道」

二宮尊徳の「夜話」でしたか。。詳しくは忘れてしまいましたが、「なるほど!」と膝を打つような箇所を見つけまして。。 自然の道は、万古廃れず、作為の道は怠れば廃る。然るに其の人作の道を誤つて、天理自然の道と思ふが故に、願ふ事成らず思ふ事叶はず、…

鍵山秀三郎さん

あとからくる君たちへ伝えたいこと作者: 鍵山秀三郎出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2011/09/16メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見る努力は形を変えて、きちんとした成果となって、努力した人に必ずもたら…

人生いろいろ

人生というのは非常に不可思議なものであり、たかが自分ひとりの力ではどうにもならぬものであり、ということに気付いてしまうのが、現代社会では非常にはやくなってきているわけです。それは、それだけ現代人の学力水準が上がってきているからなのでしょう…

死(明るい意味での)

多生の縁 玄侑宗久対談集作者: 玄侑宗久出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/03/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 私の心の奥底にある「儒教的ガンバリズム」の影響ではないかと私なりに思ったわけです。何と向かい合った時でも「頑…

致知

『致知』2009年8月号 〜「生涯現役」第42回〜大嶋常治(神戸フィラデルフィヤ教会主任牧師)「汝死に至るまで忠実であれ」 の記事より抜粋 ──100歳の現役牧師が教える健康長寿の秘訣─ ■大嶋 なぜ私が長生きできているかについても、すべてこれ、神の…