元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

河合隼雄

「深いところまでどこまでも潜っていく」

ameblo.jp 2016 河合隼雄先生のね、クライアント(臨床心理士時代の、精神的にかなり重症な患者)と一緒に「深いところまでどこまでも潜っていく」っていうのにオレは決定的に影響を受けたのね。まぁオレはクライアントがいるわけではないけど、家族とか取引…

引用 河合隼雄先生

[引用]河合隼雄先生 - シニアICT土方の【IT公論】blog.goo.ne.jp 村上さんが小説のメリットについて、「その対応性の遅さと、情報量の少なさと、手工業的しんどさ」をあげておられるところ、大変嬉しく思いました。(略)わたしが自分の仕事を、相談に来られ…

通じてるということ

ameblo.jp 河合隼雄これもよく言う例ですけど、ばっと感激したらだめなんですよね。高校生の難しい子だから、なかなか上手に話ができないんですよ。すぐ黙ってしまって。ほとんど会話がなくて、これは僕の力ではだめや、思うてね。心に届いていないように思…

鷲田清一さんとの対談

ameblo.jp 鷲田(清一)こうやってコミュニケーションというか、会話しているときでも、つい相手の漏れてくる言葉が待てなくって、先に、これはこういうことなんじゃないの、とか、解釈してしまう。迎えに行くという言葉ではいえなくて、先にじれったくなっ…

「不安を押し売りされたような感じ」

「不安を押し売りされたような感じ」 - 元祖【ひとり公論】stevengerrard.hatenablog.com 魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫) 作者: 河合隼雄,谷川俊太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1993/09/07 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: …

昔話の深層

龍澤ヒデアキのバックドア 昔話の深層tatsuzawatokyo.blog.fc2.com 昔話の深層 ユング心理学とグリム童話 (講談社+α文庫) 作者: 河合隼雄 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る われわれ心理療法家の…

暴力性

暴力性 - 元祖【ひとり公論】stevengerrard.hatenablog.com 村上春樹、河合隼雄に会いにいく 作者: 河合隼雄,村上春樹 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1996/12/05 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (39件) を見る 「河合 …

死と宗教観3

死と宗教観3 - 元祖【ひとり公論】stevengerrard.hatenablog.com ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話 作者: 河合隼雄,中沢新一 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1998/01 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (17件) を見る 仏教が…

「海底のほうがよっぽど美しい」

2012-05-01 - 【ひとり公論】([新庶民]論) これはホント、名対談です 「海底のほうがよっぽど美しい」というのは現代の私たちに銃剣を突きつけられているぐらいスリリングな物言いだと思い ます。 人間、この不思議なるもの (河合隼雄全対話) 作者: 河合隼…

「不安を押し売りされたような感じ」

「不安を押し売りされたような感じ」 魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫)作者: 河合隼雄,谷川俊太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/09/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (29件) を見る◆ ユングも影につ…

暴力性

暴力性 抜粋・紹介 村上春樹、河合隼雄に会いにいく作者: 河合隼雄,村上春樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/12/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (41件) を見る「河合 (略)日本人は、自分の内にあるこの暴力を意識…

「海底のほうがよっぽど美しい」

「海底のほうがよっぽど美しい」これはホント、名対談です 「海底のほうがよっぽど美しい」というのは現代の私たちに銃剣を突きつけられているぐらいスリリングな物言いだと思い ます。(以下、再録)人間、この不思議なるもの (河合隼雄全対話)作者: 河合隼…

「海底のほうがよっぽど美しい」

20080328 「海底のほうがよっぽど美しい」 僕は、自画自賛モードで申し訳ないのですが、この回を読み返すのはとても好きです。 はたして本当に、「ある種の」人たちがいうとおりに「海底」のほうが美しいのか? 私たちは一度は考えてみなければならないと思…

昔話の深層 

昔話の深層 ユング心理学とグリム童話 (講談社+α文庫)作者: 河合隼雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/02/15メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 51回この商品を含むブログ (47件) を見るわれわれ心理療法家のもとに訪ねてくる多くの人は、(略)その人…

河合俊雄さん

思想家 河合隼雄作者: 中沢新一,河合俊雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/10/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る河合隼雄の理想としたセラピストのあり方は、何度も自身で述べているように、自分が劇の登場…

引用

人間の心に意識というものができて以来、それを磨きあげることによって、人類の文明は進歩してきた。しかし構築された意識が無意識の土壌からあまりにも切り離されたものとなるとき、それは生命力を失ったものとなる。われわれは太陽について、雨について、…

約束された場所で

約束された場所で―underground〈2〉作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (24件) を見る(以下、引用)河合(隼雄) (略)我々がちょっとくらい瞑想の真似したって、僕らに…

「悩み続けることに意味がある」(引用)

抜粋・紹介 縦糸横糸作者: 河合隼雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る(略) もうひとつ例をあげよう。 イスラーム教の子どもと話し合っているとき、その子はいじめられっ子だったが、何とか自分を…

「海底のほうがよっぽど美しい」

my格言・my座右の銘(自作自演) 嫉妬羨望というフィルタを通した他人の評価というのは100%間違っている。(20070927) 抜粋・紹介 人間、この不思議なるもの (河合隼雄全対話)作者: 河合隼雄出版社/メーカー: 第三文明社発売日: 1991/04メディア: 単…

(思想への)第一歩

本来の日記部分 テクノロジーからの逸脱って、皆が皆、そういう志向を持っている、あるいは持つだろう、と考えていたのですが、そうではないのですね。。なぜ、現代人はどこまでもテクノロジー(つまりこれも一種のトレンド)に追従するのか? いいかげんイ…

河合×よしもと 売れる あきらめてもらう他ない 逃げる

本来の日記部分 近所を自転車でふらふらしていたら、小さい子供が自転車の周りで遊んでいて、ひとりでオトナの自転車に乗ろうと試みたのかなんなのか、荷台をぐいっと引いたら自転車ごと倒れて、半分自転車の下敷きになる瞬間を目撃したのです。 母親は、そ…

トモダチは100人もいらない 物語は書けない

再録・継続 もう一段階超えてほしい(20070313) やりたいことをガマンして組織に合わせ続けていくことが、真のオトナになることではないのです。それは確かに、組織人、社会人としてオトナになる第一歩かもしれません。そういう過程は必ず必要です。が、そこ…

「何か悪いかよ」

本来の日記部分 「書き出し」が嵐のように「来ている」のですが、お盆ということもありますし、その嵐がひと段落したら、日記もしばらく休みます。(たぶん) 書き出しの時間と、栄養をとるという意味での読書の時間を、きっちり分けたいので。。 話はゼンゼ…

黙っているためには 檀家制度

自分について 黙っているためには ムカシからなるべく、黙っていようとはしています。たとえば、ちょっとアタマがイタいとかどこがイタいとか、そういうのとか、テレビに対してツッコミをいれたくなったときとか、とあるお店で料理がおいしくないときとか、…

死と宗教観3 ヤマアラシのジレンマ 学歴コンプレックス(再録)

再録・継続 だいぶムカシの。。まだ自分の「オピニオン」が固まっておらず、「アオい」時期の文章。 学歴コンプレックス(2) (20061126) 世間的に一流と呼ばれる大学であっても、人材は玉石混交である、という話の続きから。。背伸びして大学に入ってほし…

毅然とした態度?

本来の日記部分 今年の春、2年にもおよぶ歯科治療がひと段落した、と書いたのですが、経過判断で、少し悪いほうに向かっているとのことで、治療再開。。ブルーになる要素がまた増えました。小銭入れをなくすし。。(お金はほとんど入れていませんでしたが、…

夕凪の街 ”Second Life” 死と宗教観3 言わない世の中2

本来の日記部分 夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2004/10/12メディア: コミック購入: 60人 クリック: 1,350回この商品を含むブログ (1142件) を見る夕凪の街 桜の国」のAmazonレビューが、盛り上がっ…

第六感の威力 「ミチクサ」 物理的負荷の無視2 横文字職業

本来の日記部分 小銭入れを落としてしまい、極限までブルーになりました。今は復調しましたが。。 もちろん、交番には届けました。 金額の問題ではないのです。なぜこうも厄災がふりかかるかなあ、と。。 「自分ばっかり」という考えに陥りますし、また、「…

言わない世の中 

本来の日記部分 日の出日の入りの時刻に、労働時間を合わせることができたら、いいですね。 夏、残業がないと、仕事を上がる時間はまだ明るく、それがすごく開放感があります。明るいだけで少しウレシイのです。だから、春も秋も冬もそうすればいいじゃん、…

死と宗教観2 河合×中沢 ジコチューと自己愛

本来の日記部分 まとまった休暇のときにやりたいことって、どうしてもインドアになってしまうんですよね。。 具体的には読書なのですが。あとはせいぜい、出かけるとしても23区内。B級グルメ開拓とか。。 まとまった時間がとれるから、さあ旅行に行こう、…