2009-09-23 ■ 安岡正篤 安岡正篤 「大道」とは (略)むやみに新しがっていい気になっている連中は、仁義だ道徳だというと笑う。古いとか時代おくれだとか進歩がないなどといって冷笑する。そのようにつまらぬ人間が笑うようでないと本当に「道」ではないというわけです。 「老子三宝」のうちの「倹」 倹、つまりくだらぬ私心私欲に関心がないから心が広い。愚人俗人と競争などしないから自然に大物になる。