元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

再録

生活の中の表現素材

5年前の文章。この、Facebook、twitter全盛時代にこの文章はどう響くか。 生活の中の表現素材たとえばエッセイ、随筆を書こうというときに必要なのは、「技術」と素材ですね。まるで中華料理のような。。 上質の素材であればさっと味付けしてさっと炒めるだ…

自分はなにものか?

自分はなにものか?自分はいったい、何なんだろう?と、たまに思います。「何者」か? ではないのです。「何」なのか? と。不思議な感じ。。「こんなに幸せでいいのだろうか?」という感じと似ている。「なぜ人間に生まれたのか?」ということでしょうかね…

苦しかった出来事に感謝できるか

はて、今はどうだろう。 苦しかった出来事に感謝できるか僕は、人生の様々な局面において、いろいろと苦しい出来事がありました。といいますか、あったような気がします。その、苦しい出来事に対して常に感謝を捧げるほどの度量は持ち合わせていなかったし、…

写経はできるけど物語は書けない2

写経はできるけど物語は書けない2 結局、物語を紡ぐことができる人間は限られている、ということです。それは、わかってはいるのですが。。集団のトップになるべき人間と同様、そういうヒトも選ばれたヒトであることは間違いないのです。「物語を紡ぐ」とは…

気づいたらすぐやる

気づいたらすぐやる気づいたらすぐやる。引き返してでもやる。その場でやってしまわなければ、多くのことは忘れてしまいます。「引き返してでもやる」という行動がとれるように、自らをその環境におけるかどうか、が問われるわけです。たとえば、僕は通勤の…

「思想」をしない時代

クラシック 「思想」をしない時代 若くて、時間がある世代も、そうでない世代も、「思想」をまったくしなくなってしまっている、ということを、自分は僭越ながら憂いています。でも、憂いていながらも、他がやっていなければ、自分だけが「やれている」と感…

「何も経験しなくともよい」という悟り

「何も経験しなくともよい」という悟り先日、面白い体験をしました。コドモができると、コドモががつがつとごはんを食べているのを見るだけで幸せになるものです。そして、思わず自分の分の食事も差し出してしまいます。結局、自分が食べなくともよいのです…

「生活にリズムを!」の効用

「生活にリズムを!」の効用 ルーティンを充実させてゆけばダイナミズム、グルーヴが生まれる、と何度も書いていますが、それにより何が起こるかというと、1週間があっという 間に感じられます。なぜなら、あえてイヤな書き方をしますが、毎日毎日同じこと…

掃除をすること

掃除をすること掃除をしていて、状況がキレイになるということは実は副次的なものでしかないのです。大事なのは掃除をすること、そしてやり続けることです。掃除することによりキレイになって、みんなが気分がいい、というのは確かにすばらしいことですが、…

「人生設計」批判

「人生設計」批判 人生設計というのは、そもそもハード面(特に、家とか、どの会社に勤めるかとか)だけではないのです。おそらくもっと大事なのはソフトの面です。カンタンにいえば、自分は「どうありたいか?」みたいなことです。「どうありたいか?」と問…

引用 抜粋・紹介 新編 東洋的な見方 (岩波文庫)作者: 鈴木大拙,上田閑照出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1997/04/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (34件) を見る「元来自由という文字は東洋思想の特産物で西洋的考え方には…

今日やれることは今すぐやる

今日やれることは今すぐやる自分の座右の考えおよび、家族に伝えておかねばならないことその2は。。「今日やれることは今すぐやる」ということです。そして、あわよくば、明日やれることであっても今日やってしまう。どんどん今日、すなわち「今」に詰め込…

楽しく惑う

楽しく惑う 動物は本能で生きている(らしい)。ということは、その行動は即「阿頼耶識」につながっているのかもしれません。(今思いついたことで、根拠はありませんが)つまり、行動に対して意識は介さないのです。「即」なのですね。人間は意識を介します…

複雑な世の中考

複雑な世の中考 世の中は、教育水準の向上に比例して複雑になってきています。それはもう、加速度がついているので止まらないものですし、一部の知的水準が高い(?)ヒトたちがさらに加速させようとしています。だからまず、この流れはちょっとやそっとでは…

自分の話の続きが気になる(物語って2)

自分の話の続きが気になる(物語って2)もしかしたら、物書きの方たちは皆そうなのかもしれませんが、とにかく、イメージが先にあって、まず書き始めてみる。あとは野となれ山とな れ、みた いな。。 でもプロだから、物語の世界(「あっちの」世界)からは…

よりよく生きるための何か

クラシック 自分はここから。。「どう」進んだのだろうか? よりよく生きるための何か自分は、よりよく生きるための「何か」を探し中なのだなあ、という自覚はあるわけですが。。その「何か」とはおそらく普遍的で、納得感のある、「方法論」のようなものだ…

排便の大事さ

排便の大事さ キタナいハナシであるとは認識しつつ、排便の大事さを語らずにはいられません。この日記でも何度か書き連ねていると思います。衣食住の「住」はすなわち、トイレを確保するの意です。衣食住の「食」はすなわち、快便のために食に気をつかうの意…

象牙の塔

myクラシック 象牙の塔 なぜ学者/坊さんの類が私の中で信用ならないかというと、「現世の苦しみ」の実感がカレらにはないような気がするからです。(実際はどうか、はわ かりません)現世の、例えば仕事でのストレスを超越するぐらい、学者であれば脂汗を…

怒りと、「根源的な闇」

myクラシック 怒りと、「根源的な闇」 日常を生きていると、「怒り」の感情を刺激するできごとがほぼ毎日発生しますね。今はそれに、対峙してみる。なぜ、その事象に対して「怒り」の感情が沸きあがってくるのか?それを回避する、やりすごすにはどうすれ…

市井の人々

僕の中のクラシック 何回か再録しているはず。。 市井の人々 市井のヒトビトは、ムカシも今も、思想しているわけではありません。ですが、かつて「思想」あるいは「哲学」の類というのは、インテリ層の趣味として確かにありました。でも今は、インテリ層は何…

解釈の違い?

解釈の違い? 解釈は確かに、好きじゃなかったですね、ムカシから。映画を観た後のシチュエーションとか。。エンディングの意味って本当は? みたいなことを他人に聞いて知りたがるヒトは、リアルに理解度が低い(「映画リテラシー」が低い)か、他人の解 釈…

懺悔の生活

懺悔の生活 懺悔の生活 新版作者: 西田天香出版社/メーカー: 春秋社発売日: 1990/10メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見るよくこういうことを聞きます。「あなたはむやみに、あの飯炊きさんをやさしい人じゃと言いなさるが、なか…

ポイント

ポイントおカネ持ちが、いわゆる「ポイント」を有効に活用している、なんてハナシを聞いたことがありません。ですので、おカネ持ちになりたいのであればポイントがたまるとか、そういうことを一切気にする必要はないのです。そういうことなのです。おカネ持…

反論なのか、何なのか。。(中谷彰宏さん)

3年たって、今であればも少し上のレベルで考えられるかもしれません。反論なのか、何なのか。。(中谷彰宏さん) とあるメルマガにて、この文章を見ました。(引用開始) 人間の人生は、他人の人生として始まります。親のために生き、先生のために生き、上…

大器晩成

大器晩成 僕は、自分が「大器晩成」であると言い続けてきましたから。。 それが自身にも刷り込まれていたのかもしれません。 大器晩成だからこそ(そうなってゆくか、そうなるかはこの際、おいといて)自分は早い時点でツブれることなくここまでこれたような…

黙っているためには

黙っているためにはムカシからなるべく、黙っていようとはしています。たとえば、ちょっとアタマがイタいとかどこがイタいとか、そういうのとか、テレビに対し てツッコミをいれたくなったときとか、とあるお店で料理がおいしくないときとか、駄洒落を思いつ…

死と宗教観3

死と宗教観3抜粋・紹介ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話作者: 河合隼雄,中沢新一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1998/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (17件) を見る仏教が好き!作者: 河合隼雄,中沢新一出版社/メーカー: 朝…

宗教的生活

宗教的生活宗教的生活に入れるのも、食えているからであって。。働いているからこそできる「余暇の趣味」であるといえなくもないのです。皮肉っぽくいえば。。真の宗教的生活を実現させるためには職を捨て、金も捨て、という過程を経なければならないのだと…

地球の起源(?)

地球の起源(?)地球というのは誰が設計したか?それは人間ではないことは確かです。なぜなら、人間が発生する前から地球はありましたから。地球を設計したのは生命体か?そうではないことは確かです。だって、生命体が発生する前から地球はありましたから…

あらためて死と向き合う

あらためて死と向き合う 新興宗教もそうですね。良き話相手になってくれる仲間がたくさんいる(らしい)。でもそれは、何か違う。傷を舐めあっているだけのような気がしますね。そして無限に傷を舐めあう相手を増やしていきたいという欲望が生まれる。。それ…