元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

本来の日記部分

ビルの屋上に行った。夜。
なぜそこに行ったのかはおぼえていない。現実世界でも記憶のない場所。

いや、屋上に行ったのではなく、屋上のひとつ下のフロアから屋上に上がろうとしたのだった。
でも、どこかの境界線を越えると非常ベルが鳴り出すのだろうな、ということをなんとなくわかっていた。その境界線が、歩いていると勘でわかってしまったので、そこから先一歩を踏み出さずに戻ってきた。

ホントはもしかしたら、その境界を越えても非常ベルは鳴らなかったのかもしれない。だから、試してみればよかったのかもしれない。
でも、試してみて、ホントに鳴ってしまったらタイヘンなことになるので、チャレンジはできなかった。

「タイヘンなこと」というのは、社会的に、ということ。警察に捕まってしまうのも大問題だし、自分が夜にそのビルの屋上に行こうとしていたことが他人に知られると相当マズいのだ。


戻ってきてそのあと、海に向ったような気がするんだけど。。川? 川だったかもしれない。とにかく水が関係する。