元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

メディア・リテラシー

本来の日記部分

  • 体調

微熱がありましたね。。「過去形」で、だいぶよくなりましたが。

  • 仕事

何も聞かされず現場にいってみたら誰もいなくて「誰もいないので仕方ないので。。」ということで仕切りをやらされるパターン。
「誰もいない」ということ自体が謀略なんです。

再録

自分が大学の頃からずっと「日経ぐらいは読んでおかないと」と世間ではいわれています。インターネット時代になった今でも、「日経」の影響力はあります。

その「影響力」はだいぶ、落ちてきましたが。。

その原因をメディアの多様化やインターネットの発達に転嫁するのはカンタンですが、もしかしたら新聞そのものの品質が相対的にではなく絶対的に低下しているのかもしれませんね。そのあたりの内部チェック機能を、新聞屋という大組織が果たしてもっているのかどうか。。


で結局、自分は生まれてから日経を数ページぐらいしか読んだことはありませんが、学生の頃から、情報には貪欲だったと思います。情報入手のソースを取捨選択することには情熱をかけていました。
それらが紙媒体から徐々に電子媒体に変わっていったのは、時代の流れでしょう。

そして昨年ぐらいから、情報は完全に遮断に入りました。鎖国状態です。

この状態で、唯一長崎出島よろしく情報の交流をしているのが、以前忌み嫌っていた「経済動向」だというのは。。皮肉ですね。今の自分は経済動向しか知らない、といっても過言ではないでしょう。


必要な情報は自分で選ぶ、というスタンスは昔から変わっていません。
それが間違っているか正しいかはそれほど問題ではなく。。後からわかってきます。

ただし、自分がセレクトした情報は自己責任です。

今の自分の「鎖国状態」。。 情報を「遮断する」という情報のセレクトは、絶対に正しいはずです。
なぜならば、昨今、ほとんどの情報は「ノイズ」だからです。

ノイズというのはつまり、情報の発信者が、心から受け手のことを考えて(あるいは楽しませよう/役に立つだろうetcと思って)発信している情報ではなく、発信者が何らかの誘導意図をもって、そのトリガが巧みに埋め込まれている情報のことです。

誘導意図というのは、もっともわかりやすいのは「宣伝」ですね。何かしらのモノを買ってほしい、という意図です。(それにより発信者の利益になる)

それ以外にも、意図的に「偏見」や「差別」を助長するためのキーワードが埋め込まれていたり、何らかの強烈な思想、宗教観が文章の中に薄められてちりばめられていたり。。

昨今「情報」と呼ばれるものはほとんどがそういう性質を持っています。だから、頑なに遮断したくなるのです。

この忙しい現代社会で、すべてに対して立ち向かう必要性は、全くないのです。


この境地にたどりつくのが遅すぎたという気がしないでもありません。