元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

SonicStage ベテランのバイトくん

【トピック】
SonicStageのデータベースが壊れたようなメッセージが出てアプリケーションが起動しなくなり、初期化しか選択肢がなくなり、DB初期化したところ起動しましたが、ドライブ内の曲情報が完全に失われており、少し蒼くなりました。
結局一括インポートをしたらおおよそ戻りました。ただし、最近聴いた曲の履歴などはなくなってしまったようです。DBが初期化されて、手編集したアーティスト名とかジャンル名も消えてしまったのだろうと諦めていましたが、一括インポートしたら復元されたのが不思議といえば不思議です。
【雑感】
[ベテランのバイトくん]
以前、マニュアルどおりに作業を遂行できること、を賞賛するようなことを書きました。妙なプライドを持っている人に限って「無用な柔軟性」を発揮して、マニュアルどおりの作業すらできない(その、プライドを持っている人は、自分がマニュアルどおりのことをできる才能がない、ということに気付いていない)、みたいなことです。
それに関連するような、しないような、なのですが。。 「マニュアルどおりに作業を遂行できること」に対してプライドを持ってしまうのもどうか、という話です。熟練の技術を持つ「職人」がプライドを持つぶんには良いと思うのですが。。

総じて、アルバイトというのは、単調作業であることが多いです。技術を取得するまでに長い期間は不要で、熟練の技能を必要としないがために、賃金は安くなります。
先日、ベテランのバイトくん(けっこう歳はいっています)の中に「悪玉」のような人がいるのを発見して、考えることがありました。
その彼は、もうベテランですし、作業の生産性は非常に高くなってきています。その点、雇用主に貢献しているといえますが、メンバー全体にネガティブなイメージを伝播させているという意味では、作業で結果を出しているにも関わらず、貢献度は相殺されてしまっているようにみえました。それどころか、査定としてはマイナスではないか、とも思っています。(それは私の個人的な思いであって、表面上は彼は「仕事のできるバイトくん」でとおっているでしょうし、これからもその評価が覆ることはないでしょう)
簡単にいってしまえば、「威張っている」わけです。バイトくんたちは回転が早いので新人さんは常に入ってくるような状態です。自然、ベテランが教育係のような格好になってくるわけですが、しっかり教えられるベテランと、そうでないのと、分かれます。
威張るという行為は、かみ砕いていえば、「自分はすごい」と思うからできるのだと思います。ということは、その根拠は、そのバイトの中では「デキる」ほうである、というプライドなのだと思います。でもそれは、大きな勘違いなのです。。(「井の中の蛙」ということです)この人は、この閉じた集団の中でしか、プライドを保てないのだろうか? と、その人間性の貧相さに、哀れみすら感じてしまうのです。
威張られる側の新人くんは、たまたまこの閉じた集団の中では、仕事の技術も未熟で、レベル的に下に位置するのかもしれませんが、単調作業なので仕事はすぐにおぼえてしまいます。そして、「デキるアルバイター」というプライドを根拠に威張る人間よりは、きわめて高い確率で人間的には上なのです。さらにいってしまえば、その集団しか居心地の良い場所がなく、「ベテラン」として居座ってしまっている人は、レベルの低いところにおさまっているという点でも「いかがなものか」と考えざるをえないのです。
そもそも「ベテランのバイト」という言葉自体が矛盾しているような気もします。。「パート」は長く続けてもよいような気がしますが「バイト」というのは一過性のイメージがあります。ですので世間的には、「フリーター」に対して良い感情がもたれていないのでしょう。
フリーターを正社員に雇用して云々、という話に対しては、言いたいこともありますが、それはまた次の機会に。。