IT土方の仕事論
水道橋博士の「博士の悪童日記」2002/1/25 車中、猪瀬直樹「ラストチャンス」読了。風邪薬のくだり。 僕が駆け出しのころに、知り合った幾人かのライターは自分には能力があると 勘違いして、絶えず飲んでばかりいたが、みんな消えていった。 当たり前である…
仕打ちはわすれないよ~(ふつうそうでしょ)オイラは、ヒトから受けた親切もゼッタイに忘れないようにしている。それは、プライベートであってもビジネス・シーンであっても。 忘れないだけではダメなので、たとえば、「あのときは親切に対応してくれました…
ウラ・おもて 正論っちゃ正論だけど、今でも強くそう思っている。 ----------「上司」の習性。。 部下がいないときは、強がって「あいつに仕事やらせる」っていきがってみても、いざ本人の前では「お願いね(ぺこぺこ)」と、ゼンゼン違ったり。 客の横暴に…
企業側の「覚悟」がないんじゃないの 大学生、そして多くのヒトたちがなぜ「就職」「転職」するのかといえば「安定」したいからなのであった。 その事実をすっかり忘れていた。 安定したいというのは「楽したい」と非常に近いところにあって、それをカンゼン…
サポセンの矜持今でもキモチは変わっていない。 若い時分、サポートセンターにいた。2年ぐらい。 一応、技術サポートみたいなチームにいたけれどそんなの肩書きだけで、クレーム対応やらなんやら、とにかく何でも屋さん。 一次受付のオネエさんたちが受けた…
理想的な体制 インフラのプロジェクトで理想的な体制とは。 まず、必要なのは、チャキチャキとした感じのハケンのヒト。若くなくても可。ネットワークやサーバに関するちょっとした知識は必要。(ほんのちょっとで、いい) 一番やってほしいのは電話を受ける…
「~という認識でいました」 「部下たち」はすぐ「認識」というコトバを使う。 「~という認識でいました」と。それはつまり、自分の都合のよいほうに考え、そして、それを周囲に確認せずに抱えてしまっている、ということ。 ビジネスにおいては常に「認識の…
イヤなことはまずやるビジネスにおいては、イヤだなあ、と直感的に感じてしまう調整、交渉ごとはまず手をつけておいたほうがいい。これは鉄則だよ。 苦手な相手とかね。。 テメエの勝手で(ただ「イヤだなあ」という理由だけで)放置しておくと状況はますま…
週の区切り 先週の金曜に、あらためて思ったこと。金曜の夜は、月曜朝の仕事のスケジュールを、細かくシミュレートしておいたほうがいい。翌週に積み残しをしないのが理想だけど。。もし残るのであれば、月曜朝に、最初からエンジン全開でスタートできるよう…
サラリーマンはつまらん(と、いっていいですか) サラリーマン連中と、年単位でつき合ってるとさ。。彼らが「人間として、面白くなくなってくる」という例を、たくさんみてきたわけね、オイラは。何年も継続してビジネスしてると、さ。。年を追うごとにね。…
問題解決能力 僕らは、現場に何をしに行くのかといえば、「問題解決」をしに行っているのだと思う。「作業」ではなく。 もっと具体的にいえば、大小の問題が常にドッカンドッカンと発生し、さらに、以前から残っている問題が山積みだったり、といった状況の…
高校を出てから 日本が技術立国じゃなくなったのは、高卒を職人にしようという努力を国が行わず、単調労働に従事させちまったからだ。 そして、皆が四年の大学に行こうとしたがり、クズのような四年制大学が増殖し、そして、若者はもっとも貴重な18~22…
地道な記録まで責任もてませんよ 「システム」「仕組み」「枠」「マニュアル」などなどをつくったところで。。運用者が一定のモチベーションを維持して、日次作業で「記録」をしてくれないことには。。「記録」が情報となり、それがナレッジとなり、その会社…
自分の適正な価値について 暮らしの手帖に書いてあった、「職人」がやがて「作家性」を持つようになるというハナシが引っかかっている。つまり、それなりの数をルーティンで「生産」してゆく職人が減った、と。それよりも、ひとつひとつの完成品を「作品」に…