元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

ウラ・おもて

ウラ・おもて

正論っちゃ正論だけど、今でも強くそう思っている。
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「上司」の習性。。
部下がいないときは、強がって「あいつに仕事やらせる」っていきがってみても、いざ本人の前では「お願いね(ぺこぺこ)」と、ゼンゼン違ったり。

客の横暴に対して「今度の会議でゼッタイいってやる!」といきがってみても、いざ会議の席では「~していただけませんでしょうか(ぺこぺこ)」と、勢いがゼンゼン違ったり(そしてあえなく却下)。

見積もりに対して「高すぎ! 半額にまけさす!」といきがってみても、いざ交渉の席では「よろしくお願いしますよ~(ぺこぺこ)」と。。

「枚挙にいとまがない」とはまさにこのことだ。

逆のパターンもあるな。。

下請けに作業やってもらうときに、会議では、「すみませんがこのタスクお願いできますでしょうか」とか、依頼するのに平身低頭だったのに、それを上に報告 するときは、「あのタスクですが、ヤツらグズグズしてたんで『やれ!』といっときましたよ!」なんてね。まるで命令したかのように。

そういうヤツらは、身近に接している部下とかメンバーの信用を、少しずつ失っているということに気付かないのだろうか?

どうせ対外的に敬語でしか接することができないならば、身内で強がらなくてもいーじゃん。
身内にカッコいいとこみせたってなあ。。実をともなってなきゃゼンゼンダメだろ。

見てないところでも尊敬を忘れず。。たとえば取引先の社名とか個人だよね。見てないところでは呼び捨てにする。他社の人間として尊敬の念を持っていない。

別にさ、減るもんじゃなし、見てないところで「さん」づけしたっていーじゃん。それで何かプライドに傷がつくとでも?

ひいていえば「そういうの」が、サラリーマンの中間管理職の典型だから。。
だからサラリーマン社会がキライなんだよなあ。

そういう中間管理職たちをキラってるんじゃなくて、働き盛りの世代をそういう卑屈にさせてしまう企業体質というかさ。

下請けに対してはやたら高圧的になるし、親会社にはそこまでするかってぐらいコビうるしね。。

なんでそんなふうになってゆくのだろうか。世の中が偽平等社会になってゆくのに反比例して、ビジネス・シーンでの差別主義はその反動でヒドくなってゆくんだろうなあ。