<まとめ>龍澤理論
小さい得をコツコツと(がめつく)とってゆくのではなく、小さい損をコツコ
ツととってゆくこと。
小さい得の積み重ねは大きな損をたぐり寄せ、小さい損の積み重ねが大きな得
を引き寄せる。
小さい「得」じゃなくて「徳」ならいいんだけどね。どんどんとっていくべし
!
で、大事なことはね。小さい損の積み重ねはまちがいなく大きな得を引き寄せ
るのだが、大きな損というのは必ず感じることができるのだが、大きな得とい
うのは気付かないことがあるんだよ。
これは、なんでなんだろうねえ。。不思議なんだけど。
大きな得っていうのは、たとえば、「今日も一日大過なく過ごした」とかさ、
そういうことなんだよね。
オレが信じているのは、たとえば小さい損を積み重ねた結果として。。遅刻し
そうなときに、道端で子供が転んで泣いていて、小さな親切したとするじゃな
い?朝ってたまにそういうことあるよね。急いでるときに限って。
で、いつも乗るはずの電車に乗れませんでした、と。。でさ、その乗るはずの
電車が脱線して大事故になった、つーんだったらすっごくわかりやすいんだが
、人生そうはならない。
その乗るはずの列車、乗るはずだった車両にすっげえムカつくバカがいていた
るところにガンつけまくっていて、もしアナタがそこに乗り込んでいたら巻き
添えを食うところでした、みたいなね。
でもそれって大きな得なんだよね。もしそんなことがあったら、その日一日ど
ころか、数日気分悪いからね。
ホントはそうだった、なんて、いえないんだけど、オレはそういうことを信じ
ている。
あとはたとえば、前の日睡眠時間が短かったにもかかわらずなぜか、次の日ス
ッキリ!起きれることがたまにある。なぜかは、わからない。
こういうのも大きな得だ。なぜなら、その日一日を気分よく過ごせるからだ。
結局、なにか超越的な存在がね、危機を未然の察知してくれて、さ。その危機
に遭遇しないように仕向けてくれる、と。それが、大きな得のひとつ。オレは
そういうのを信じている。