元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

人を引っ張り上げるには力が要る(比喩)

blog.goo.ne.jp

人をどこか下からぐいっと引っ張り上げたことがありますか?

引っ張り上げるには相当な力が必要で、具体的には引っ張り上げられる人よりも1.5倍以上は力持ちでなければ、自分が引きずりおろされる。
相手に悪意がなくとも、だ。

相手は死ぬ気でしがみついているのだ。それに対してこっちは余裕をかまして(表面上は)引っ張り上げなければならない。

相手は両手で、こっちの片手にしがみついてくることがある。
こっちのもう一方の片手は何かにしがみついて必死に耐える。

ごく一般的な大人では、やっとこさ子どもを助けられるぐらいだ。ふつうの大人は大人を助けることはできない。はっきりいって。
一人で助けようとせず、助けを呼ぶのが肝要だ。また、仮に、そこから逃げ出したからといってそれは必ずしも弱虫とは限らない。自分ではゼッタイに助けられないとわかったときに逃げる、というのはふつうの庶民の行動だ。他人はそれを責めることなどゼッタイにできない。てめえが同じ立場だったらそうするに違いない。


このたとえは人生のいろいろな局面のたとえだ。