元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

食べ歩くというのはフットワーク軽くはなるよね

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もともとは、散歩が趣味で、散歩のついでに立ち寄る店がハズレだとイヤだから(その日が台なしだから)調べるようになったんだよね。それが、20世紀の終りぐらい。。まだネットが遅かった頃。

だんだん逆転して、とある店にいくのが主目的になって、飯を食った後そのあたりをぶらぶら散歩する、という感じになり。。
やがて、電車を使って遠隔地にいくときは、「せっかく」だからと店をはしごするようになり。。酒飲んじゃったりすると、散歩もしなくなって。

完全に「食べ歩き」が趣味ということになってしまった。昔は「散歩が趣味」と自信をもって口外していたのだが。

それにしてもなんでこうなってしまったのか。。というのは、金を持てるようになったのは大きいよね。なんつってもB級な食べ歩きなんてせいぜい2k円/1回ぐらいでしょ。万札を持ってふらっと出歩けるようになった、と。(いろいろ、土地の土産を買ったり、往復の交通費とかをあわせて、ね)

常に万札を携帯できるようになった、なんて、自慢でもなんでもない。30代半ばにしてやっとそうなった、と。遅すぎる! ま、いいんだけどね。

車も持ってない。(ママチャリは持ってるけど)家もない。でも、ふらっとどこへでも出かけてゆく。電車&自分の足で。
フットワークは軽い。プライドもない。どこへでも出かけてゆく。ふんぞり返って自宅に人を招くということもない。

で、フットワークが軽いというのは現在、自分のおおいなる武器となっている。仕事でもプライベートでも。いいオトナが、ラーメンとカレーをはしごして食べ歩きするために電車で越県してゆく。そういうことをしているヤツはオイラのまわりにはいない。

続けてみたら個性になった、という典型的な例だ。