散歩のイメージ
すごく大事なことを、まさに思いつこうとしているような気がするんですが。。
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道を歩いたイメージは、それぞれの行動は完全に忘れてしまっているにせよ、重層的に、イメージとしては重なっているような気がします。
たとえばenyaの多重ヴォーカル録音を聞いている感じ。。
しかも、パラレルに。
この感覚は、自転車やクルマで走っていると起こり得ない。
その道を、初めて通った日からもう何十回、何百回と同じ景色をみていると、それは何というか。。景色が「分厚く」なってくるといいますか。。
そのときそのときの「想い出」とともに。
特に、帰り道なんかはそうですが、楽しい気分のときもあるし滅入っているときもあります。そして、特に何もない、無感情のときもあります。ですが、景色は毎日、ほぼ同じ。
それを繰り返していると経験、記憶が「重層的」になってくる。バームクーヘンのように脳に蓄積されていく。1枚1枚は、はがさないと表面は見えない。でも、脳だから、はがす術を知らない。
道は、独りのときもあるし誰かと一緒のときもある。忘れたい人と一緒のときもあった。強烈な出来事が起こったときもある。酔っ払っているときもある。泣いているときは。。たぶんないけど。