元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

現代のサムライたち

[再録]現代のサムライたち|龍澤ヒデアキのバックドア

野球の代表はサムライジャパン、サッカーはサムライ・ブルー(「サムライジャパン」をさきに取られちまったからね。。)


こないだ今さらながら気付いたんだけど、彼らこそが現代ニホンの武士階級なんだよな。
「サムライ」っていうネーミングはあながち間違ってないんだ。暗喩的じゃなくて直喩なんだよね。

彼らこそが士農工商のトップにくる「士」。だって選ばれし人たちだもんね。


選ばれし人たちが、世界と闘ってくれるという。オレたちはそれをヒッシこいて応援する。そして尊敬する。
彼らは、ただ単に選ばれただけじゃなくて、ストイックに鍛錬し常に自己を高めている。その目的は、世界と闘うため。だから、努力の質とモチベーションについては、オレたちと比べるべくもない。

オレたち凡人は世界とは闘えない。弱いから、っつーのももちろんあるけど、そういう「資格がない」というか。なぜなら、「選ばれし」人間じゃないからだ。


幕末の志士と同じなような気が。
だってさ、代表の人たちってほっとんど東京の人間いないっしょ。地方からの成り上がりでしょ。サッカーだったら「静岡、清水」っていうのが薩長にあたるわけで。野球だったら関西圏? ようわからんけど。

幕末もそうだったんでしょ。維新を起こすのは地方なんだよね。