元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

なまけ者のさとり方

なまけ者のさとり方

なまけ者のさとり方

さとりの境地と程遠い状態にいるとしても、それが今の自分なのです。私達がやっていることは、もともと、私達の内部にあることが表に出てきているだけですから、たとえ、今それをしていなくても、私達の内部にそれがある、という状態は変わらないのです。ですから、現に自分がやっていることや考えていることを否定したり、批判したり、それに抵抗したりしないことです。それを超えればよいのです。そんな時、私は次の言葉を思い出すことにしています。
「これは常に、私の中にあるのだ。これを完全に広がった状態で味わうこともできるのだ」