元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

本来の日記部分

むちゃくちゃアブナい、工事現場で働いていて。。
からしょっちゅうモノが降ってくる。僕らはいつも、それを間一髪かわしながら仕事している。
その「モノ」というのは、直撃したら即死するぐらいの金属の塊だったり、工事の部材だったりする。

いつも、生死の境をさまよっているにもかかわらず、なんとなく冷静。それがあたりまえになってるから。

そしてあるとき、「なんで落下物防止の策を施さないのだろう?」と、唐突に思った。それまでは、「落下防止の策」ということすら思い浮かべることなく仕事をしていた。

ひらめいてみると、なんでいままで思いつかなかったのだろう、と少し不思議だった。

そして、なぜそんなキケンな職場で仕事を続けているのかも、よくわからない。いつも死にそうな目に遭っているのだから辞めればいいのに、やめない。
どこかに諦観があった。