元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

虐待など

再録

いつもみている、勝谷さんの日記より

下流社会の子育ての能力も気力もない下民どもが作ってしまった子供を家庭内で子捨てしているのが虐待の激増の実態なのだ。そいつらにこういう逃げ道を与えるとどういう事がおきるのか真っ当な頭の大人なら考えてみろ」

ここでいう「こういう逃げ道」とは「親が養育できない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」(熊本)」という報道のことです。

そういえば「虐待」という問題を忘れていました。。
子供が直面するのはイジメだけじゃないのですね。

人として「なってない」親の子供になってしまったら、最悪ですね。
虐待された子は、もしかしたら人の痛みをわかる優しい子に育つかもしれませんが、親と同じような性根になる可能性のほうが絶対的に高いです。

そしてイジメというのは、人として「なってない」親が育てた子供がイジメをする。。
ということは元凶は「人として「なってない」親」のほうじゃないですか。私が少し考えただけでもわかるのです。

今小さい子供を育てている方、これから子育てをされる方は、ぜひ、上の世代(戦後民主主義のゆがんだ洗礼を受けた方々)の「反動」で、真っ当に子供を育ててほしいものです。

前にも書いたかもしれませんが、自分の子供を単独で良い子に育てても、周りがその気概がなければ、良い子は悪い子に駆逐されてしまうのです。これでは、真っ当な子育てをしようとする親御さんが、馬鹿らしくなってきます。良い子がほとんどでなければ悪い子を駆逐できないのです。

このご時世で、「素直な良い子」というのは貴重な、立派な個性です。少し前まで、「個性を伸ばす教育」をうたっていたのであれば、「良い子」「優しい子」という素晴らしい個性をまず最大限伸ばしてあげようという施策はとっていたのか。悪い子ばかり放し飼いにされている野っ原に良い子を放して、「鍛える」という言い訳をしながら放置していなかったか。

図工とかアートとか、そんな方面の個性は全く二の次なのです。


ふたたび勝谷さんの日記

「今の日本人に安易な「出口」を与えるほど危険なことはない。少年法や刑法の心神喪失がいい例だ。少年だったら頭がおかしいと認められたら罪一等が減じられるという「出口」を知って人を殺す奴らを見よ。」

そして、「人として「なってない」親」のもとで育ってしまった「少年」が引き起こす問題。。「やらなきゃ損」とでも思っているのでしょう。

世の中、間違った「自然体」で子育てがなされているような気がしてなりません。子供に態度で示すためには大人は相当ムリをしなければならないはずなのです。もともと親だって聖人君子ではないのですから。。

文句ばかり言う子供に育てたくなかったら、家庭では、仕事や家事の愚痴をぐっとこらえて過ごさなければならないのです。(子供が寝静まるまでは)