元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「我慢が効く」 始動 

本来の日記部分

  • 体調

昨日はすこぶるよかったのですが、どうもブルーです。
精神的なものですね。物理的な体調はすこぶるよいのですが。。 このままですと、精神的な不調が物理的な体調に転移しかねません。

今日もビールをそれなりに。何とか断ち切りたいものです。

  • 仕事

次の現場について営業さんに打診。
今の現場は、諸事情により長く続けられないかもしれません。

それとは別に、今週から、密かにあたためていた計画(ビジネス)をリリースします。
現場仕事はホントにかったるいですが、こちらの計画でわくわくしているので、なんとか相殺されています。

GWの精神的にヒドい状況のときも(休日は精神的な休養が必要なのに(自分は)休養させてくれないために、うまく乗り切れなかった)、このわくわく感により助けられました。

いや、今考えてみれば、GWは、頭の中でこのビジネスの計画を練りたかったから、「世の中」から放っておいてほしかったのかもしれません。
なぜなら、大げさにいえば私の「人生」がかかっているからです。


ビジネスなのでノーリスクではないですが、失敗したらまたその時です。
今までの自分の人生はすべてハイリターンでしたから。。 人生におけるリスクについては相当鈍感です。

「人生」ということをマジメに考えると、ミドルリスクで「やりたいこと」を取っていかなければならない。
常にリスクと隣あわせの人生はイヤですが、リスクを背負う時期は必ず必要なのです。

再録・継続

  • 20061227
    • ジェネレーション・ギャップ 「我慢が効く」の続き

耐性がないことを個性にしようという動きは。。 人としては最低に近いレベルだと思うのです。

たとえば、バイトなどで、「自分はイヤになったらすぐやめちゃう『ひと』だから〜」というのをウリにするような感じです。

これは、12/20の日記の続きで。。
http://d.hatena.ne.jp/StevenGerrard/20061220
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我慢のキャパが小さい、というのは、本当に問題だと思うのです。「思い込み」ができないといいますか。。

我慢がきかない、というのは戦前戦中世代が我々世代に苦言を呈していたことです。それを今我々が若い世代に対して感じるのですから、これはすごいこと(よっぽど)です。
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このときは、やたらと敏感な人に対する違和感を書き出していたはずで、ポイントは少しだけずれていました。けど根幹は同じような気がしています。

異常なほど自分の感情に素直に従う、というか。

そのひとつのたとえとして、暑いと思ったらすぐ上着を脱ぎ、寒くなったらまた着て、自分の感情に従うためだったらその面倒な脱ぐ、着る、という動きはいとわない、という。。

そこで、ただ単にひたすら我慢せよ、といっているわけではなくて、「自分はぜんぜん暑くない(寒くない)」と数分、数十分思い込むことはできませんか、ということです。

「あばたもエクボ」と同じようなことだと思うのですが。。

これに対する違和感の源泉はやはり「偽個性」に対するもので、人の迷惑も考えずに自分の感情に素直に行動することが「個性」であると信じて疑っていない人たち、悪いことにそのように躾けられ、教育されてきた人たちはもう諦めるしかありません。

彼らは、「我慢はいけない」と教わっているのです。

彼らの理論では、自分の感情に素直に行動して、他人を振り回したり、他人に迷惑をかけてもよいのです。比較論として、自分の感情を抑えて他人に従うよりも自分に素直なほうを是とします。

それを教えたのはいったい誰?

おそらく、我々の世代ぐらいまでは、それと全く逆な教育を受けているはずなのです。

集団においてはそのような人材はいい迷惑となってきます。特に、集団内における彼らの「感情に素直な」自己中心的な発言、集団の士気をそぐネガティブな発言(「疲れた」「やめたい」「めんどくさい」etc。。。)は集団において「悪玉」を醸成する温床となってきます。

そして結果的に集団からはじかれたりしますが、なぜはじかれるのか、すらわかっていない人たちもいます。そういう人は、気付くまではフリーターでもニートでもモラトリアムでも、なんでもいいのですが、とにかくそういう層に居続けるしかありません。

(再録おわり)
土井隆義さんの本を読む前の自分なりの考え。本の指南がなくとも、ある程度いいとこ突いているとは思います。
ただ、自分の理屈を整理するために、先達の構築した理論というのはどうしても必要なんですね。それは、マネではないのです。