元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

あんたら市民プールでみっちり泳いできただけじゃん。海で泳ぐの無理では?

blog.goo.ne.jp

 

自分と同世代、というかプラスマイナス5歳ぐらいの人たち、これから四半世紀大丈夫かね?と余計な心配をしてしまう。
みなさん泳ぎは上手なのかもしれないけど、みっちり水泳の訓練してきたのは「市民プール」だからねえ。
汚れは塩素で調整されてるし、波は基本的にないし、あっても人工的な波だし。
しかもちゃんとレーンで区切られてるところをよーいどんで、誰にも邪魔されずに泳ぐ競泳だし。
(すべて比喩です)
過信して荒波に飛び込んで溺れないようにね~という気持ち。
(これまでも溺れる人、たくさんみてきたからね)
まぁたとえれば。。。
自分は社会に出て最初っから「東京の海」みたいな「社会の荒波」にほおり出されたので
そこでの潜伏のし方しか知らないんだけど
自分のちょっと上の世代、いわゆるバブル入社組からちょっと下、団塊ジュニアぐらいの人たち?
そういう人たちが、もし市民プールが閉鎖になって「東京の海」にほおり出されたら、うまく泳げるのかな?
うわ、汚い、って、環境に文句いってばっかりで、すぐ上がっちゃうんじゃない?
「東京の海」は20年前に比べて、これでもだいぶきれいになったけどね~(ずっと比喩ね汗)
で、ホテルのプールに入れてもらおうとしてもすでに出禁。
市民プールはもはやない。
そもそも自分は今でも、本当に、強く、サラリーマンというものに憧れていて
なぜかというと性格上か何かわからんけど自分の若いころは自分をサラリーマンにさせてくれる企業風土というもの自体がなかったから。
こういっちゃなんだけどずっと底辺層から上を眺めてきたんだけど
「脱サラ」だの「起業」のキーワードでもって多くの同世代、あるいはちょっと下ぐらいかな?
一瞬会社を離れて自由になってふわっと上がるんだけど、すぐに落下して底辺に落ちてきた人たちがたくさんいます。
会社にとどまってればいいのに。。。ってゆー感じの
大きな会社の名刺もってると、自分の力を過信しちゃんだろうか?
会社組織の中でキレモノとしてがしがし大きな案件ぶんまわしてきたっていう人は
もしかしたらそのマネージメントって、その人の人間力じゃなくて会社の威光によるものではないの?とか
うしろでバックオフィスの人たちが粛々といろんなことを処理してくれるから自分は自分の仕事に専念できるんだということをいつの間にかわかんなくなっちゃってんのかなあなんて思ったりね
私と同世代、あるいはちょっと下でもいいや、たとえば脱サラしたり起業するのは別に構わないけど、コアとなるものをちゃんと持っていますか?と。
特にIT業界でいうとエンジニアは20年も経てば基本的には現場から離れて管理職になりますから。
私のように末端(底辺層)にいる人間だからこそ、いつまでも現場にいられるわけです。私はこの歳になっても現場にいられるというメリットを貪欲に享受しているほうだと思いますね。
安定した立場に逆に不安を感じて、新しい分野やフィールドに飛び込もうとしたりあるいは実際飛び込んでいく人をぼけーっと対岸ではなく「底辺」から眺めつづけてきたわけなんだけど
おいおい大丈夫か?と思うこと多数