元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

全力で知ったかぶりする

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今そういう風習なくなってしまったのかもしれんが、
オレが若い頃は、たとえば技術者どうしで会話してるときに「全力で知ったかぶりする」という風潮があったような気がすんのね。

「全力」とは、そこで死ぬ気で考えるってことね。自分の引き出しの奥のほうにその知識が埋まってないか?瞬時に全力でアタマつかって考える。あと昔の記憶とか。

そういう「揉まれ方」でスキル上げてったような気がするんだけどね、今のご時世だとけっこうすぐに「いや、わかんないんですけど」「くわしくないですけど」って白旗あげるような気が。

そんなこと言ってたら昔はボスにどやされてたけど、今のご時世だと正直にそういっとくのはよろしい、ってことなのかな。つまり、知ったかぶりしてなんか間違ったこといって後々問題にならんように、と。。

この業界自体が、「全力の知ったかぶり」にも少し寛容にならないと。。未来は暗いよ。
だってさ、何かっつーと知らない、わからない、自分の担当じゃない、ってヤツが跋扈する現場ってどうなのよ?

お客さんの前では誰しも知ったかぶりにならなきゃいけないんだから。。SE同士のトークのときに知ったかぶりを磨いておかないと。

そうそう、とにかくトークなのだよ。エンジニアのスキルが磨かれるのは。コンソールに向かってしこしことコマンド投入してるときじゃねえんだよ。


たしか、知ったかぶりは「

 

カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉

カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉

 

 

」(だったか?)に書いてあったかなあ。
知ったかぶりレジェンド。グレイトフル・デッド好きなエンジニア。