元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

向いていない場所にいることはない

向いていない場所にいることはない
僕は他人にものすごくキラわれることもあるし、ものすごく好かれるこ ともあるようです。
僕は、仕事でいろいろな現場を渡り歩いてきましたが、自分がここでは ものすご く、「足手まとい」なんだろうなあ、と、胃が痛くなるほど肩身が狭いこともありましたし、逆に自分はこの集団でなくてはならない存在であ るに違いないと確 信し、また、そのような評価を得、自由自在に動き回れた現場もありました。
えてして、後者のときは死ぬほど忙しくなります。が、ビジネスマンと しては成長のときでもあります。
そして、前者のような現場には、自分にとっても相手にとっても、自分 がいる意味はまったくない。胃が痛くなってまで得られるものは、何もないのです。
コドモには(自分の子だけでなく)、月並みですが、キミたちが活躍で きるフィールドは、必ずどこかにあるのだ、ということをいいたいのです。
僕はそれを、身をもって知っている。
あるフィールドではものすごく足手まといになり、ある集団ではイジメ られるかもしれない。
でも、(ホントに月並みだけど)あなたのことを待っているヒト(た ち)はきっといる。あなたの活躍を待ち望んでいるフィールドはかならずあるのだ、ということを、強く強くいいたいのです。
カンタンにいってしまえば、運動音痴がムリして運動部に入ることはな い。音楽のセンスがないのにバンドをやる必要もない。
そういうことなのです。
いいたいこと、忠告しておきたいことはふたつ。
そういう、待ち望まれたフィールドにおいては、アナタはものすごく忙 しくなりますよ、ということ。(覚悟すること)
もうひとつは、あなたが(もしかして)されたイヤなことは、他のヒト にはせず、あなたの中でとどめておくこと。