元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

素直に言うことを聞くことの大切さ

素直に言うことを聞くことの大切さ

コドモと初めて自転車練習場(指導員付)に行ったのですが、2時間ぐらいでもう自転車に乗れるようになっていました。

まず、親としては少し感動。。 感動なんて、久しく味わったことがなかったです。

また、たった2時間の間で急激に上達してゆくコドモを観察しながら、いろいろと考えることがありました。

良き指導者がいて、その方の適切な指導を素直に聞いて実践していれば、伸びるのも早いのだ、ということ。

コドモは、一緒に習っていたグループの中で、上達が明らかに早いほうでした。これは運動神経の問題ではありません。指導員の方の言うことを 素 直に(「愚直に」?)聞いて、反復練習を繰り返していたからです。上達が遅い他の子は、言われたとおりにやらずに自己流に走ったり、すぐ親御 さんに「つか れた」と言って休んだり。。 まず「やる気」と「従順さ」をみせないのです。おそらくそういう子は、無理やり連れてこられたのでしょう。

なぜコドモが指導員の方のいうことをしっかり聞いていたか、といえば、怖かったんでしょうね。。知らないオジサンたちが。オトナをナメない 子供は、幸せになれるんだろうなあ、と思いました。

途中、コドモも反復練習に飽きてくる時間帯がありました。そこで親の登場となります。「アメ」を与え(ジュースとか、「すごくいいよ」とい うホメ言葉など)「ムチ」も忘れず。。

つまり、コドモを教え、育てるのは指導員任せではダメだ、ということです。指導員の方は、全員をマンツーマンでみれるわけではないのですか ら。

また、上達の途中の、単調な反復練習の中で身体が何かしらの「感じ」を会得し、そこに到達できた子だけが次のステップへと飛躍的に伸びてゆ き ます。ここでつまずくと、練習が「つまらない」と感じてしまい、そのネガティブな感情が上達の妨げになってしまいます。それをなんとかして防 いでゆくのが 大事です。


今日、いろいろと考えたことはすべてオトナの世界にもあてはまる話だなあ、と思いました。もちろんビジネス、会社の世界でも。