融通がきかなくて何が悪いか
2007-05-19 融通がきかなくて何が悪いか
ルールをかたくなに守ったり、時間厳守を最優先にしたり、周囲の反対を押し切ってまでもそれを優先すること。それが「何が悪い?」といいたいわけです。
個人的な都合よりも公共のルールだったり、時間を守ること(時間というのはもっとも普遍的な「公共のルール」でしょう)のほうが大事なのではないかという思いがここのところ強くなってきていて、
あまりに自己都合を優先するような世の中になってきたのが、皆が「最近何かおかしい」と感じている第一の原因ではないかと、確信しています。
だから、自分は、ルールをかたくなに守ることが、世の中までも変えてゆけるかもしれない、と信じて、やっている。
(略)
まずは、時間管理ですよね。時間を守ること。時間を守ること、イコール、約束を守ること。ルールを守るのも、約束を守ることのひとつ。
当然です。
個人的な都合を優先することにより他人に少しずつ迷惑をかけることをわかっていないヒトが増えているのです。
あるいは、わかっていても知らんぷり。
(略)
いいオトナが安きに流れているんですよ。それが大問題なのです。
(略)
ルールを守ったり時間を守れたりする人間は、昨今では嫉妬羨望の対象になります。
それはなぜかといいますと、大部分の人たちは、規則正しい生活が「できなくなって」きているからです。できないから、できている人間に嫉妬する。「同類になろうよ〜」とひきずりおろそうとする。
だから、常に腹立たしいわけです。
皆が規則正しい生活はできないのだな、という、諦観がある。仲間になれそうなヒトは少ないのだな、と。。
そういう、自分を律する生活をできれば、「豊かな生活」への次のステップにいけるのですが、そこにいくのは、努力を怠らなければ難しくはないのですが、他人が足を引っ張るのを蹴落とすという作業が、とても理不尽ですし、ものすごくムダに感じるのです。
ほっといてくれ、と。私は、周囲を完全に放っているのですから。