元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

暖冬の反対は寒冬?

ミチクサ(散歩、都市論etc)

  • 寒冬

mixiの過去の日記を見ると、昨年は暖冬だったようですね。すっかり忘れていました。
一応北のほう出身なので、今年が寒い冬だといわれてもあまりピンときません。
「北のほう出身の寒がり」なので、暖冬だろうがそうでなかろうが寒いものは寒い、という。。

天気予報にそれほど敏感になる必要はありません。天気予報を「捨てる」と、五感で天気を感じるようになれてよいです。
だから逆に敏感になってゆきますね。

その日記で、暖冬に対して、「もともと冬はキライなので、寒くないのはウレシイのですが、寒くないのはサミシイものです」みたいな言説に対する違和感を表明していたのですが、今年めっきり寒くなったのはそういう言説に対する「報い」なのでしょうね。おてんと様が「そんなに言うなら寒くしてやるよ!」みたいな。。

再録

12月号の高須基仁さんの考え方というのは、心情的には100%理解できるのです。

抜粋ではなく、要約しますが。。

「オレは学生運動で逮捕されて就職試験すら受けられなかった。今、大手企業に就職などして『学生運動やってた』としたり顔で言ってる奴らは野次馬よろしくその場にいただけ。運動の最前線にいた奴らは皆逮捕され、前科持ちになっている。」

偶然に「旧き良き時代」に生まれ落ちただけで、その時代に、ただその場にいただけの人たちに対して、我々は「だからナンなの」という眼を向けつつあります。

彼らに意義があったのは「参加したこと」だけなのです。それを下の世代にさも自分たちは時代の中心にいたかのように吹聴されても困るのです。