元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

自分の言語化能力について(2) 

本来の日記部分

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慢性睡眠不足解消のため(?)、二度寝しました。定期的に身体が欲しているのかもしれません。
ただ、二度寝した後は頭痛信号が残ってしまうんですよね。

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自分について

  • 自分の言語化能力について(2)

昨日の続きを。。
自分の思いを「言語化」してアウトプットする手段を知らなかったコドモ(つまり、私)がどのようにその手段を獲得していったか、ということで、まずは手紙による表現=>レポート等の論理的な文章表現=>ワープロというツールの獲得 ときて、内面での「言語化」まではだいぶいけるようになってきました。また、それを文章に表わすのは「めきめきと」できるようになってゆきましたが、口に出して伝達することは相変わらずできていませんでした。
昨日も書きましたが決して内向的だったわけではないのです。日常生活において「上滑りする言葉」を濫用していただけです。口数はそれなりに多かったのですが、「思い」をアウトプットできない、というか。。

そして第二の波は、「しゃべる」(「しゃべらざるをえない」)仕事に就いたことです。これも、何の因果か。。なのですが決して「自分はこのままではいけない」と思っていてあえて苦難の道を選んだわけではなかった。偶然が重なってそういう仕事に就いたのです。
「仕事に就いた」とはいってもいわゆる「就職」ではありません。

上滑りする言葉しかしゃべれない人間が、ビジネスで「しゃべらざるをえない」仕事をしてお金をもらうわけですからこのギャップは相当なものでした。
最初のうちは、アウトプットしようとしてもできなくて、黙ってしまうのです。

慣れるまでは相当苦しい時期でしたが(短い言葉では言い表せないぐらいの苦労があったと記憶していますが、まあそれはおいといて)、結果的には、なんだかんだで慣れました。

慣れるとどうなるか、といいますと、ビジネス・シーンのみならず、プライベートでも楽になりました。自分の「思い」をアウトプットする手段を獲得したからです。
この「手段」というのは小手先の技法を習得したものではなく、単に訓練のたまものです。とにかく、結果的にはしゃべってしゃべってしゃべりまくったのです。そうしないとお金がもらえず、生きてゆけないからです。上滑りする言葉だろうがそうでなかろうが、しゃべり倒すことにより、「思い」を外部に伝達する「穴」が開いたのです。

こういう経験をしたので、昨日書いた「ことばが劈かれるとき」という本のタイトルと、内容に異常なまでに共感できたのでした。

そして、この頃感じたのは、ムカシの自分を知っている人間が自分と話して驚くようになった、ということ。「オマエ、よくしゃべるようになった」と。発する言葉の総量はかわっていないのですが。。

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