元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

todoリスト 会社シリーズ 夜人がいる会社は

トピック

  • todoリスト

自分のtodoリストがたまりまくっているので、消化してゆかなければなりません。
細かいことばかりです。床屋に行く、歯医者に行く、あれを買う、これを買う。。
たまに、正直、社長でもないのに秘書でも雇いたいと思うことがあります。


「なぜ部屋は汚れるのか」という疑問と同じように、生きていると「なぜtodoリストはこんなにもたまってゆくのか」と思うことがあります。
その大きな要因は、簡単なことで、ほとんどすべてを漏れなく書き出しているからです。「メモ魔」という言葉がありましたが。。そんな感じです。
書き出さなければ、リストは存在しない。でもそのリストは、すべてやらなければならないことです。
ということは書き出さないということは、やらなければならないことをどんどん忘れてゆくということです。
同じようなことを前にも書いたような気がしますが。。


「忘れてしまうようなことだったら絶対やらなければならないことであるとはいえない」という意見もあります。
が、それはどうやら違うのではないか、と思うようになったのは最近のことです。
その理由を書き出していったら長いのかもしれませんが。。(あっさり終わるかもしれませんが)
簡単にいえば、「やらなければならないこと」を忘れてゆくと、

    • 結局、後でまとめてやらなければならない(いつかはふりかかってくること)
    • それをやらないことによる不利益がどこかで生じる(それは、気付かないのかもしれない)

この「不利益」は、もしかしたら抽象的なことかもしれませんし、遠い未来にふりかかることかもしれません。

todoリストをためこんでゆくことによる利点は

    • ちょっと空いた時間の有効活用
    • スケジュールをたてて生活するクセがつく(いろいろやることがあれば、1日を計画的に過ごさないと終わらない)
    • 精神的鍛錬(やらなければならないことで、かつ、面倒なことを忘れてしまわないようにする)


そして、自分のtodoリストを「忘れてしまおう」と考える人は完全に逃げていると思います。自分もかつてはそうだったので、わかります。自分のやるべきこと(というのは、ほとんどは面倒なことです)に正対できなくなってゆくのです。
逃げるのがいやなので、つけています。


会社シリーズ(仕事論含む)

  • 夜も活気のある会社?

久々の会社シリーズです。

とある経済アナリスト的な方の話で、詳しいことはおぼえていないのですが、
会社を判断する上で重要なのは、

    • 活気があること
    • 外部の人間に対する応対が良いこと(受付だけではなく、会社の隅々まで)

ここまではもちろんagreeなのですが。。
「6時7時に電話したらもう誰もいない会社より、何時になっても誰かがいるような会社のほうが良い 忙しくて遅くまでいるということは売れているということ」
(相当簡略化しています)

この箇所は「?」でした。


そもそも社長はそんなに働かせてよいのでしょうか。
そういう会社の社長ほど、夜に会社に人がたくさん残っているのを見て、「よく働いてくれている」と悦に入ってたりしそうですね。それは会社の危険信号なのかもしれないのに。。

社員のモチベーションを高める、というお題目で、結局何をやっているかというと、いかに人の自主性をうまく操るか、を考えているだけです。


今後のトレンドは、きちっと要員管理をして残業を減らして人件費を削ってゆくことができるような会社ではないのか? と思います。
そもそも、良くない会社はサービス残業させてますよね、間違いなく。
ありがちな話としては、管理職になったら管理職手当を支給する代わりに残業代が払われなくなる、とか。だから、どんどん意味のない管理職が増えてゆくのでしょう。

自分たちが手を下してなくとも、たとえば外注を雇って、月あたりいくらの固定契約で働かせたりします。つまり、月固定ですから残業をいくらさせても会社の出費は痛くないのです。


逆に考えると、6時7時に人がいない会社は、本当に優秀ではないのか? ということです。
売上げなどはIR情報をみればよいので、比較してみたいですね。


ここまでの話を覆してしまうかもしれませんが、夜の10時、11時ぐらいに緊急の用事で電話したときに、残っていた方が、非常に良い応対をできるのであれば、もしかしたらその会社は底力はあるのかもしれません。