プチ仙人化
自分について
- プチ仙人化
僕は、自分があまりにも他人の意見を聞かないがために、自然、自己相対化の能力を高くせざるを得なかった。常に斜に構えて自分を見る。冷ややかに。
同じように、外に対しても相当冷ややかな目で、世の中をながめていたように思います。でも今はそれも「一巡」して、たとえば「がんばる」とか「いっしょうけんめい」というコトバを受け入れられるようになっています。
これは、手前味噌ながらとてもよい変化だと思っています。
他人の意見をまったくきかないまま、さらに自己研鑽すら怠ってしまうと、エラいことになります。具体的には「プチ仙人化」してしまって、融通がきかなくなります。
前にも書きましたが、「変わらない」状態をカッコいいと思えるか思えないか。
30年前の服をいまだに着ています、というヒトの中に、カッコよく着こなしているヒトもいるしホント、ダサダサのヒトもいます。
その違いです。
ラーメンの例をとりますと、西荻窪の「はつね」も、老舗のチェーンの某著名ラーメン屋も、どちらも変わらず、長く営業しています。味も変わらない。変わらないのになぜ・・・?
自分は、結局のところその差を考え続けてながら生きているようなものです。
で、去年思いついたmy格言が、(お気に入りなのですが)「変わらないことは変わり続けながら見つければよい」でした。