元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

人生をイベントで埋め尽くすことはできない

ameblo.jp

2006年にはてなで日記(ブログの前)書き始めてから、ずーっと書き続けてるテーマのひとつなんだけどね。

要は、「人生をイベントで埋め尽くすことはできない」んだよ。

イベントってのは刹那的なもんじゃん。丸一日のイベントだったら長いほうでさ、だいたい半日だったり、ライブなんて1.5hで終わったりする。

だからゼッタイに、人生の99%ぐらいは「日常」なわけ。
そんなのアタリマエなんだよ。それをどうこうとか、苦しいとか楽しいとか、そういうこといってる場合じゃないの。

日常を楽しくすることはできるかもしれんが日常をイベント化することはできんのだ。残念ながら。
なぜならこのふたつはまったく相容れない概念だからだよ。


まずさあ。。1日24時間あるうち、寝なきゃいけないじゃん! これが日常でなくてなんという。
他にもいろいろあるよねえ。朝顔洗って飯食って歯磨いて。。とか。

いやいやそのまえにまず「仕事」だって!
仕事ってさ、人生においてかなりのウエイト占めるでしょ。


いや、でも。。
実はね、仕事と「イベント」とは実は親和性あるんだよね。
仕事って「日常」と考えてしまってなんの疑いももってない人がほとんどでしょ。
朝おきて仕事いって夜遅く帰ってきて週末は寝て。。みたいな。

でも違うと思うんだよね。
この考えは、あらためたほうがいい。

つまりね、人間っていうのは、仕事をイベントにしてしまえる「能力」はもってるってこと。
残念なことにそれを同じ人間がジャマをするわけだが。。

カネ持ちがね、実はこのからくりを知ってるに違いない。カネ持ちってのは仕事をイベント化することができてるヤツら。

仕事を企画して、立ち上げて、他人を巻き込んで、わーっと盛り上げて、短期間にわーっと稼いで(カネを巻き上げて?)、また次のサイクル(ビジネス)に移っていく、みたいな。。

そういう人たちは逆に、仕事が日常、すなわちルーティン化していくことをかたくなに拒否してる感じだよね。


ああ。。なんか話がビジネスのほうに飛んじゃったんだけど。

オレはね、結果的に住みたいところ(都心)に住むっていう選択をしたわけ。これはけっこう、おすすめでさ。よく考えてみると。

だってさ、前も書いたけど、マンションの玄関を出て、数分歩けば、もう日本有数の観光スポットだったりするわけ。つまり、完全に日常なんだけど、そこに「イベントの要素」を溶けこませることができるんだよ。

という意味では別に都心にすまなくともいい。たとえばTDLの近くに住んでもいいんじゃないかと思う。夢の世界はすぐそこにある。