日本人の正しい食事(3)
[再録][引用]日本人の正しい食事(3)|龍澤ヒデアキのバックドア
(以下、すべて引用)
日本人の正しい食事―現代に生きる石塚左玄の食養・食育論 (健康双書)
- 作者: 沼田勇
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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「腹八分医者いらず」は、誰もが知っていることわざです。最近、アメリカの栄養学者は、「腹六分にすればガンは十分の一に減る」とさえいっているそうです。(略)時間がきたから食べ、のどが渇いていないのに飲み、むやみと味や色、においをつけたものを好奇心から食べることほど愚かなことはありません。少食が健康上大切なことを示すことわざや言葉は、洋の東西を問わずたくさんあります。
「三食の中の二食は自分のため、他の一食は医師のため」(ドイツのことわざ)
私の同僚たちのなかで、元気でたくましく、大いに飲み、大いに食べた者の大半は、平均寿命を超えるはるか前に他界しました。彼らの「太く短い人生」が、多食多飲の結果だったことは明らかです。(略)甲田光雄博士は、玄米食だとセルフコントロールがしやすくなる、といっています。