リアクション体質
世の中の「プチ圧力」に対していちいちリアクションしてゆく、「偽柔軟な」姿勢が、この高度資本主義社会で生き抜くヒトたちの通奏低音としての「不満足感」が払拭されないひとつの要因だと思うんですよね。
ひとつのたとえでいえば、何度も書いていますとおり、バイトなり授業なり仕事なり、その出勤(通学)時刻に応じて「柔軟に」起きる時間、寝る時間を変えてゆくヒトが多い。いや、ほとんどのヒトがそうでしょう。
これをやめただけで劇的に変わるはずなのですが。。(経験済)
そういうヒト(つまり、世の中のほとんどのヒトたち)は、早起きすることを体制に迎合することだと勘違いしているのではないでしょうか? それは、逆なのですが。。
仕事、学校などの「世の中側」にあわせて「偽柔軟に」生活時間を変えてゆくことこそ、体制にいいように操られている証左です。(「迎合」どころではなくいいように「操作」されている)
これほど、早起きの効用が叫ばれているのに日本人が早起きにならないのはなぜか? 極端にいえば「早起きダイエット」が普及しないのはなぜか?
そこに何かしらの「操作」「介入」があるような気がして、ならないのです。
うーんこのままでは全く根拠のない陰謀論にすぎないのですが。。
たとえば、人間は、夜起きていたほうがおそらくおカネを使いますよね。特に、飲み会とか。。
夜、外食すると、昼のランチよりも割高です。
ということから、庶民にカネを使わせるために、世の中そのものが「不夜城化」しているのではないか、と。。
そもそもムカシから、夜のほうが飲食にカネがかかる事実すらオカシイなあと思っているのですが。。 酒の勢いでたくさんカネを使うから? でも、アルコールを飲むヒトばかりではないでしょう。夜は、人間は気が大きくなるのでしょうか? なぜ、夜は「ぱーっとおカネを使う時間」という既定概念ができあがっているのか?
そのあたりは、よくわかりません。
お酒に関していえば、夜9時に寝る生活をすれば酒量はゼッタイに減りますよね。
それにより付き合いが悪くなる? そんな付き合いだったらやめればいいですよね。あるいは、「朝の付き合い」を見つけるとか。。
そんな人生つまらない? つまらないかどうかは、やってみないとわかりません。
たまにはお酒で発散「しなければならない」とか、たまには温泉に「行かなければならない」とか、そういう固定観念というのは、きわめて前時代的だと思うのですが。
そこに気付いていないヒトが多い。それはもう、トレンドではないのです。
まァこれも行き着くところは「自由」ですので、学校や職場にあわせてカメレオンのように生活時間を変えてゆくことを止めはしませんが。。
それよりも自分の意思で生活時間帯を固定し、自分で人生の生活を「設計」してゆくほうが、インテリジェンスがあふれているように思いますし、とても21世紀的だと思います。
ちなみに、世の中に「社長さん」たち(高度資本主義社会における「到達点」の象徴として)は、カネと名誉がある程度手に入るとどんどん早起きになっていますよ。ご存知ですか?
それは、会社では「重役出勤」が許される立場になっても、です。
7:00に出勤してメールチェックしたりして。。 そして16:00にはあがって、明るいうちから、空いている酒場で酒を飲んだりして。