元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

引用

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森信三先生は、人生を綱渡りにたとえていらっしゃいます。

まず、綱渡りというのは、向こう側にたどりつくまでには常に進まなければならないということ。

向こう側に渡り終えたときが「死」。

もちろん、途中で落ちてしまうこともあります。

綱渡りというのは衆人環視の元で行われるわけで、やはり喝采を浴びるのは無事渡り終えてからである、と。(つまり、真の名声は死んだ後に得られる ということ)

綱渡りの途中でヘンにポーズを決めたり、ふらふらしたりしているときも、少しは喝采を浴びるかもしれませんが。。であってもふらふらしていて落ち てしまったらおしまいです。

その喝采は嘆息に変わります。

他人は、綱渡り(人生)を「渡り終える」という結果を見届けているということです。

渡り終えた後に、渡っていた途中のパフォーマンスに対して喝采をするということ。