元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「マザー・テレサへの質問」

ホント、そのとおりなんです。(あんまり大きな声ではいえませんが)原発反対と闇雲に行動している方や、どうしたらよいかわからずいる方に伝えた い。
「私たちは社会を変えようとしているのではありません。」と。我々凡人は、それでよいのです。マザー・テレサでさえ、そうなのですから。

「マザー・テレサへの質問」
かつてある新聞記者がマザー・テレサにこんな質問をしたそうです。

「あなたがたったいま死にかけている人を助けて何になるのですか?この人は必ず死ぬのですから、そんなことをしても世の中は変わらないのではない のですか」
と。マザー・テレサは毅然としてこう答えられました。

私たちは社会を変えようとしているのではありません。< /span>いま、目の前に餓えている人がいたら、その人の餓えを満たしてあげる。ただそれだけでいいのです。 確かに、そのこと自体で世の中は変わらないでしょう。でも、目の前に渇いている人がいれば、その渇きを満たすために私たちはそのいのちに仕えてい くのです」

彼女は別の場所ではこうも言っています。

「私たちのやっていることは僅かな一滴を大海に投じているようなものです。ただ、その一滴なくしてこの大海原はないのです」。