元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

人間が創りだすものは神の意志か?

人間というものが地球上に発生してから、いわゆる「進化」の速度が加速度的に早くなってきた、という話で、
人間が、神の意向を代行しているという説があるそうですね。すみません勉強不足で存じませんでした。

つまり、人間の「手」(意味どおり)と「知恵」により創造された「人工的」な産物は実は人間の背後にいる神が創造「したかった」もの、つまり神の意志である、と。

ということは、人工的と我々自身が思っているものは人工的ではない。なぜなら神の意志だから。それは「自然」なのです。

と、そうであればいいのですが、実はそうもいかず。。
それはすべてではなくて。人間が、ヘタに知恵をつける前は、そうだったと思うのですよ。でも、人間がいろいろな悪知恵がついてからは、何かに突き動かされるように神の意志を代行する行為(創造)と、ただの人間のエゴがつくりだすものと、完全にふたつに分かれてきました。

というか、まっぷたつに分かれているわけではないので、違いがわかりにくいのでしょうね。

そしてその境界線は、少なくとも僕にはわからないです。「我々現代人が人工的と思っているもので神の意志で創造されたモノ」とは、いったい何だろうか?

そして、人間が悪知恵がついて、人間自身が求めるものを神の意志に逆らってでも創造し始めたのは、いったいいつからなのだろうか?