元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

誇り

誇り

一般のアメリカ人はふつうに、「"United States"に生まれたことを誇りに思う」と、言います。保守党支持だろうが共和党だろうが、クリスチャンだろうがそうでなかろうが、関係ありません。
僕は、そこまではいえませんが「日本人に生まれて『本当によかっ た』」ということは言えます。ことあるごとに言っています。
誇りに思う "I'm proud of"〜 は知っていますが、日本人に生まれて本当によかった、というのは英訳すると何なのでしょう。
あらゆる面で日本、そしてこの東京で暮らすというのは素晴らしいこと です。
はっきりいってしまえば選民的ですらあります。
外国人も日本というよりはTOKYOという都市に一目おいています。
21世紀は国と国というよりは、都市間でつながるべきなのでしょう ね。
ロンドン、ニューヨークそして東京というのは今、対等でしょう。
僕は、そういえば、東京に住んでいるということに対して「誇り」を 持っているかもしれない。
そこには「どうだ、うらやましいだろう」という気持ちも、あるので しょうね。
そして、僕が思うのは、自分の国(そして、都市)を誇りに思う人間同 士で議論しても、決裂しないということです。(個人間では)
互いに尊重することができます。
どちらかが自国に卑屈になっていては、ダメです。戦後日本は、それが 原因でことごとく外交で失敗してきたのでしょう。