元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

器の問題(「下士聞道 大笑之 不笑不足以為道」の例) (3)

ひとつの例として。。家事の「洗濯」における意見の違いがあります。

僕は、洗濯というのは朝干して夕方に取り込むという「クラシック・スタイル」 が正しいと思っています。
ところが、秋冬になると、曇りや雨のときは、早朝に干しても夕方に乾かない。取り込むことができない(可能性が高い)わけですね。

であればどうするか? 僕は、早朝に干してもダメなら、前の晚に洗濯して干すべき、と思います。夜のうちは室内干しをして、朝にベランダに移す。

家内は、そもそも早朝に干しません。それも大きな問題ですが、家内の考え方としては、夕方に乾いてないのなら、夜以降、翌朝まで乾かしときゃいいじゃん、と思う。

この違い! この決定的な溝!
これも下士聞道 大笑之 の一例なのですが。。

家内の場合は「合理的」の隠れ蓑に覆われて、現代人にウケのよい考え方をします。僕が考えるのは「道」であり、これを押し通そうとすると「大笑之」になります。
そこで僕は逡巡しているわけです。。未だ大人(たいじん)になれず。。