元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

便利になる

たとえば、箒で掃除していた文化のところに、掃除機が入ってきました、と。。

便利になってくれてありがたやありがたや、と思うのはよいのです。が、怠惰にならないことが大事。


そういう「黒船」が入ってきたときは、たとえそれが便利であっても、それまでの文化のほうが実は大事だったということが、ほとんどなのですから。


人間はそのあたりを、学習しませんよねえ。。

掃除機は箒の文化をカンゼンに破壊しました。そして、ウルサいだけです。
文化を破壊し、人間を怠惰にするものです。
それと「便利」とを量りにかけて、「便利」をとるのが高度資本主義社会です。
そういう世の中を我々は生きています。