元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

イトイ新聞の睡眠論

本来の日記部分

桜見物。の後、ダウン。
今週は仕事のほうが激務でしたので。。年度末ということもあり。

抜粋・紹介

井上昌次郎 (略)ですから、結果として、寝てもいいんだぞという信号を自分が自分の脳に送れるかどうか、ということでしょうね。ですから、例えば、寝る前にパジャマに着替えるとか歯を磨くとか、そういうことでスイッチが切り替わるわけですよね。ですけど、昼間のことを反芻したりなんかすると結局眠りを追っ払っちゃうんですよ。
糸井 考えてもしょうがないことを儀式で乗り越えるみたいなことが、無意識にできてるわけですよね。
井上 そうですね。それは、もうかなり催眠的といいますか、心理的なものですよね。


糸井 こうでなきゃダメだという儀式よりも、こうであると眠れるんだというポジティブな言い方のほうがよりいいですね。
井上 そうですね。
糸井 「オレは、真っ暗にしないと眠れないんだよ」という言い方をする人は真っ暗じゃないとき、つらいですよね。
井上 そうですよね。
糸井 「オレは真っ暗にすると眠れるんだよ」という言い方だったらより簡単に、ですよね。
井上 はい、はい。
糸井 やっぱり甘くすることですね。
井上 そうですね。ですから、あまり眠りに究極のとかグルメ的発想、思考は、労多くして功なし、です。そういう意味じゃ、現代人は眠りに対して不満が多い分だけ、かえって損をしています。

(抜粋・紹介おわり)
そうそう、ムカシから「オレは!」「アタシは!」「枕が変わると眠れない!」っていう言説に強烈な違和感を感じていたのです。「いや、眠れるでしょ」と。
よく考えれば、枕が変わると、眠るのが1時間遅れるぐらいなんでしょうね。枕が替わって徹夜しますか?