抜粋：原田武夫氏の文 優位性を保とうとする(2)
本来の日記部分
- 体調
フケがちょっと気になりますね。毎冬恒例の。
これは自分の持病のようなものです。だから黒とか濃い色の襟の服は着たくないのです、昔から。
- 夢
副業かなにかで大儲けじゃなくて、「小儲け」した夢をみました。１００万ぐらい銀行に振り込まれていたのです。正夢になってください。
でもその夢の中では、なんとなく重苦しい雰囲気で、その後、バクチでスるのか、投資に失敗するのか、とにかく、その１００万はあっという間になくなってしまう、というシナリオが出来上がっているような感じでしたね。だから、自分も周りも、お金が振り込まれても喜んでいなかった。夢の中では皆、予見できたのでしょうか。
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抜粋・紹介
- 【元外交官・原田武夫の教育投資通信（第13号）】
mag2 ID 0000217151
● 編集後記
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最近、しきりに思うことがあります。
それは、日本人の、特に若い世代の中で、「搾取されていること」に対する自意識が非常に弱い人が多くなっているのではないかということです。
（中略）これまでの職務経歴を拝見する限り、高学歴であるにもかかわらず、年収ベースでいうと超低空飛行を続けてきた感のある人が、決して無視できない数いることが見て取れます。
（中略）私たちの世代（＝団塊ジュニア）くらいだと、実際にコミットはしていなくても、あの独特の文字でたて看板を書いては、アジる左翼の学生団体というのは、大学において自明の存在でした。
そして、知らず知らずの内に、「搾取している」「搾取されている」という権利意識が素朴な形で植え付けられていったものです。
ところが、最近はそうではないようです。
最近では、とある身近な企業の中で、実に巧妙な「搾取のシステム」があったのでびっくりしました。
明らかに、社員の方々はそのことには全く気付いていませんでした。
経営は「万人の万人に対する闘争」ではあっても、その刃を身内に向け、搾取することで生きながらえるような経営者は、愚の骨頂なのだと思います。
そうした「内向きの労力」をかける暇があるのであれば、少しでも広く、マーケットでの陣地取り合戦に邁進した方が余程、意味があると思います。
それにしても日本・・・・大丈夫でしょうか？
（抜粋・紹介おわり）
原田氏の物言いには共感できる部分がたくさんあります。
以前に書いたかもしれませんが、この方の思想は選民主義です。私もそうです。家柄とか、最初から与えられた地位ではなくて、努力して「選ばれた民」になりましょう、という感じ。
そして、自分たちの世代（３０代後半ぐらい）が大きな可能性を秘めている、と感じているところも同じです。「やっと我々の時代がきたか。。」と。
「若い世代の中で、「搾取されていること」に対する自意識が非常に弱い人が多くなっている」というのはそのとおりだと思うのですが、この記述は、原田氏は若者（自分たちより下の世代）に期待していないことを端的に表してはいないでしょうか。
基本は、「同世代間連帯」ですからね。下の世代とは、ビジネスライクをのぞき共闘はしないでしょう。もともと合わないのですから。
会社シリーズ
- 優位性を保とうとする（２）
自分は約束を忘れる側であるということを示して優位性を保とうとする、という話の続き。。
http://d.hatena.ne.jp/StevenGerrard/20070223
その話で思い出されるのは、「起きられないから起こして」というやつですね。
自分で起きられないんだったら朝早い時間の約束なんかするなよ、と言いたいですが。。
寝坊する気まんまん、というのは、忘れようとする、というのと同じです。
それどころか、あえて携帯目覚ましをベッドから離れたところにおいて（偶然そうしたかのように）、まんまと起きられずにそれを言い訳に使おうとまでします。
なぜ、約束したのに起きようとしないのか？ なぜ、あえて目覚ましを遠くに置いてまで言い訳を用意しておくのか？ なぜ、世の中そんな人間ばっかりになってしまったのか？
といったあたりが突き詰めたいところ、不思議で仕方のないところです。
これはもう「会社シリーズ」ではないかな。。
