元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

西武線の親切な駅員さん

【トピック】
仕事関係でさらっとちゃぶ台をひっくり返すようなメールを投げてくるので、怒りの返信をしてしまう。
会社というものは本当に、個人で仕事している人間を舐めていますね。表向きはお客様第一で腰低く揉み手をしているにも関わらず。。
裏も表も誠実さを感じられる企業は信じられます。「お客様第一、真心サービス、限界値下げ」というキャッチフレーズを実現するために、裏ではサービス残業を強要して従業員を財産とも思っていない企業は信じられませんし、いずれ下方修正してくることは間違いありません。

【人間ウォッチング】
所用で滅多に使わない西武線を利用したのですが、ダイヤが乱れており、急行の待ち合わせなどがよくわからなかったので駅員さんに尋ねたところ、これまで駅で経験したことがないぐらい親切な対応をしてもらいました。社員教育というよりは、その方の人柄なのではないかと思います。
「質問に対する満足度100%の回答」だけでなく、「丁寧な敬語」「柔らかな物腰」「嫌味でない笑顔」などなど、素晴らしかったです。考えてみればサービス業としては当たり前のことかもしれませんが。。 これらのサービス応対をできる駅員さんはJR、その他私鉄に関わらず、滅多にいないのではないでしょうか。(そして、過去には「皆無」でした。少しずつはよくなってきています)

その駅員さんに対して心から「ありがとうございます」と言えたような気がします。
仕事関係で非常に気分を害していたので、とてもよい気分になれました。

たかがこれだけのことで西武線のファンになってしまいました。このような些細な出来事で消費者の気持ちが変わってくるわけですから、企業側もリストラや経費節減による利益追求だけでなく、もう少し「真のサービス向上」が会社にもたらす利益の定量化について考えてみればよいのではないかと思います。