元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

よそんちのコドモに好かれるからってイクメンになるかよ。(3)

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だいたい責任感の強くないヤツってのは、いつまでたっても恋人時代とかさ、独身、新婚時代のライフスタイルに拘泥するわけ。そこを理想としちゃうのね。いつまでもいつまでも。

だからコドモができると「自分の時間がとれない!」とかさ。いや、それは誰でもそう思ってはいるんだけど、ホンキで「あーいやだこんな人生」とまで思いつめてしまう。
もちっと軽く考えればいいのに。

もともと責任とりたくない、「ライトな感じ?」のくせに、そういうところだけ深刻に、受け身に考えてしまう。不思議。


そもそも(他人の)コドモ好きって責任ないからね。その子に対して。じじばばの孫好きも同じだよ。責任ねーもん。猫っカワイがりさえすりゃアンタらの気が晴れんだから。


おっと、今日の本題に入らねば。

イクメンに必要なのは、「カネ!」
カネに決まってんだろ? これもあまりにアタリマエのことなのに、誰もいわない。

イクメンは、カネを稼いでこなきゃいけないの!!!
それを、あまりに空気のような前提条件だからっつって棚に上げてはいけないぞ、女子。

カネを稼ぐのをやめて育児・家事に没頭するダンナは失格なんだろ?
だったらそれはなぜだ? そこから考えてみろって。

豊かな生活を支えているのは家族の誰かが汗水たらして、「家庭」の見えないところで、イヤな目にあいながら働いてっからだろうよ。
それがなきゃイクメン男子を演じることもできないし、「絵に書いたような幸せな家庭」なんて演じられるわきゃねーだろが。

幸せな家庭を維持するには資金が必要なんだよ!!!!


責任感の話に戻るとな。
コドモが、せめて大学を卒業するぐらいまでは稼いでいないとなあ、なんておぼろげに考え始めるのが「責任感」ってもんだよ。

前に書いた(たんなる)「コドモ好き」はそこまで考えるかよ! 考えようともしないだろうし、まずそこから逃げるだろうが。


そしてそして(そろそろ長くなってきたから、終わろう。。)
カネの話の中でももっとも大事なのはね。カネを(ふつうに)稼ぐイクメンが、それをどれぐらい「教育費」に割り当てるか、なんだよ。

自分の生涯賃金の中でな。
教育費に割り当てるとはつまり、「自分のために使わない」ってことだろ。オーバーにいえば「子孫のために使う」ってこった。

どのぐらいその覚悟があるか。

どれぐらい、ぐだぐだと自分のことに使わず、倹約し、教育にまわせるか。

つまり、年収とか生涯賃金じゃねえんだよ!
年収が高いヤツでも自分のステータスの維持にイソガシくて教育にまわさないヤツのいかに多いことか。

あ、教育ってさ、たとえば私学にいれる、だけじゃないからね。たとえば家族旅行とかも教育だから。


ムカシ、オレがフリーターだった頃みたテレビのドキュメンタリーでな、田舎のふつうのサラリーマン(今思えば年収400万ぐらいと推測)のコドモがけっこうアタマよくて、早稲田に入れて、家賃が8万、学費が年100万弱、仕送りが5万(家賃以外)。。
「もう、精一杯を超えてます」と。

あれは、子孫のためにやってんだよ。あれこそがイクメンではないかと。