元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

殻に閉じこもるだけではダメ

殻に閉じこもるだけではダメ

科学者が研究に没頭した結果として、生命、あるいは宇宙、地球等の「神秘」に瞬間的にでも触れたときに、きわめて敬虔な気持ちになるという。。

科学者の、命を懸けるほどの研究というのは「修行」と同じです。つまり、そういう「到達」の仕方もあるということです。

仙人面して山奥にこもっていてもダメなものはダメなの です。同様に、科学者面して研究室の奥(いわゆる「象牙の塔」へ閉じこもっているだけでは ダメなのです。

坊主面して、宗教法人の保護膜の中に守られて葬式仏教をやり、俗にまみれているようではダメなのです。