元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

もっとざわざわと、もっとおおらかに

僕は、世の中がもっと、騒がしくなればよいなあと、思います。電車の中とか。。

そうすれば、コドモの声、騒がしさが、まぎれていきます。

かつては、家と家との間隔が狭く、また、家の壁もうすく、向こう三軒両隣の声は筒抜けだったとか。。

コドモが増えれば、自然、世の中はもっと騒がしくなってゆくと思います。それはもしかしたら、ムカシに戻るということなのかもしれない。


子育てをしていると、自分たちが騒がしいがために、他の家庭の騒がしさに対しておおらかになっていきます。
「お互い様」なのですね。

よその家庭におおらかになれば、なんというか、もっと広く、いろいろなことにおおらかになってゆけます。


この時代に子育て経験のない人種は、その「おおらかさ」が理解できない。
おおらかになれないがゆえに「視野が狭い」ヒトがたくさんいます。日本は一時期、「そっち」優勢に傾いていきました。それと平行して、日本の出生率は下がってゆき、世の中は「ざわざわ」と、これではいけないのではないかとざわめくようになってきました。

コドモが少ないことがマズいのではありません。そういう、おおらかさのない、「視野の狭い」人間が跋扈することこそが、マズいのです。