元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

2010-11-18から1日間の記事一覧

【老の境地】

若い者に免れない生(なま)な点や、又世間の多数者に存する通俗な型を超脱した風格、もはや一時的な刺戟に自己の全部を動かされたり、事物の一面に捕われたり、皮相に止まるようなことはなく、能く全体を観察し、深く内面に通ずることが出来て、凡て自主自…