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元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

エンジニアとオサレ(22) ユーモア

ameblo.jp

以前よりしつこくしつこく「モテ」について書いてきました。

で、書いているうちに「『モテたい』っていうのは『コミュニケーションをしたい』あるいは『コミュニケーションをうまくできるようになりたい』という願望のことである」という定義を思いつきました。

本当の意味のところはおいといて、とりあえずこの定義のまま話をすすめます。

コミュニケーションしたい相手はビジネス・シーンにおける老若男女問わず、です。また、「コミュニケーション」という言葉は、双方向を意味します。

誰もが、職場では上司とも部下とも、取引先ともお客さんとも円滑にコミュニケーションしたいと考えており、当然相手は男性も女性もいます。特定のステイクホルダーとだけうまくやっている(あるいは、うまくやれない)というのは、ビジネスにおいてはあまり喜ばしいことではありません。

同様に、男性とだけうまく付き合えるが女性とは全然ダメ、というのも実はビジネスにおいては喜ばしいことではないのです。(同世代とはうまく付き合えるが、上や下とはうまく付き合えない、というのもダメです)

つまり、ビジネスでは全方向的なコミュニケーションでOKなのです(というかむしろそれが推奨される)。それが双方向でさえあれば、「八方美人」ではありません。

◆さてさて

「モテたい」をそのように定義するとすれば、「モテる」とは?

モテるとは、男女、世代偏ることなくコミュニケーションをスムースにできている状態であることが第一ステップです。基本的にはここまでで十分です。

相手からもコンタクトがあるのと同じように、同じ頻度でこちらからも相手にコンタクトをとる(とれる)状況のことです。もちろん、ほがらかに。にこやかに。楽しく。

険悪なコミュニケーションをしている状況は、「モテる」とは言いませんよね。

ですので、もしモテたいと望むのであれば、すぐにそれ(良好なコミュニケーション)を始めればよいだけのハナシです。待つのではなく、こちらから。

この場合のコミュニケーションとは当然、論戦をふっかけることではありません。ほがらかに、にこやかに。



最初は一方通行かもしれませんが、すぐにステイクホルダのうちの何パーセントかとは良好なコミュニケーションをとれる状態(すなわち、私の定義では「モテている」状態)になることでしょう。

言い方を変えれば好意を持たれるということです。(好意というのはもちろん、恋愛感情ではない)。

そこから、「数パーセント」が半分ぐらいになるまでにはけっこう時間がかかると思います。でもそれは(たぶん)あなたの責任ではありません。この業界の体質です(笑)。

たった数パーセントではプライドが許さず、自分が能動的にコミュニケーションをとった相手にはもれなく好意を持たれたい!というのであれば、そのコミュニケーションの質を上げなければいけないのは自明であり、そのためにはたくさんやることがあって(頭でっかちではダメ)、その過程でだんだんと、人間的にも成長していくと思います。



で、コミュニケーションの質を上げるための施策のひとつであり、かつもっとも重要と私が考えるのが、何度も何度も書いてきましたが「オサレ」なわけです。

オサレってのは単に服装、外見だけでなく(それも大事ですが)いわゆる「トータルコーディネート」なわけですから、たとえば「トーク」だって重要な要素であります。

要はオサレなトークということですが(笑)、オサレなトークとは? と問われてもひと言で言い表すことはできません。

ただし間違いなくいえるのは、それは上っ面だけトレンドのキーワードをちりばめた表層的なトークでないことだけは、確かです。

そしてもうひとついえるのは、「オタクなトーク」は「オサレなトーク」ではない、ということ。



必須なのはウイット、ユーモアの類ですね。ただしIT業界の人たちのトークは、ユーモアを追求しているつもりが放っておくとどこまでも内輪受けに走りすぎる(=オタクテイスト)きらいがあり、内輪では面白がっているのかもしれませんが対外的にはまったくユーモアに欠けています。

汎用的なユーモアのセンスは必須です。お客さんやユーザ(つまり、IT業界でない人たち)とどんどんトークして、スキルを磨き、内輪受けから脱却しましょう!

その結果としてIT業界の内側の人間と話が合わなくなってしまっても、まったく問題ありません。それは逆に望むところです。



ちなみにモテるの第二ステップは、「あの人とお近づきになりたい!」と「待ち」ができている状況のことです。

言い方を変えると、こちらからコミュニケーションをはじめるよりも相手からコミュニケーションをとってくる、あるいは知人から紹介される割合のほうがどんどん高くなってくることです。

ただしその「お近づきになりたい」理由が、たとえば容姿が素晴らしくよいとか、たくさん金をもっているとか(あるいはもっていそうとか)、億の決裁権限を持っているとか、そういう「いかにもな」理由に偏っていてはいけません。

いや、それも悪くはないのですが、今回の論では本筋から外れてしまうので… ビジネスにおいてモテるようになるためには、カネや容姿はあくまで「サブ」であるべきです(あるいは補完要素)。

いちばん大事なのは、あの人と話すとなんか楽しそうだから、あるいはためになる話を聞けそうだから、コミュニケーションをしてみたいな、と相手に思わせる存在になるということです。

コミュニケーションをしてみたいな、と思わせるためにはまず、ほがらかに、にこやかに(しつこい)。そのために、ユーモアは必要なんです。