元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「磨く」ということ

「磨く」ということ

床を磨くのには、まず、大前提としてチリがつもっていたりゴミが落ち ていたりしてはダメなのです。
「磨く」というのは、掃除の次の段階であって、まずはそこまで到達し なければなりません。
僕は、平日毎日、ベランダと玄関前を掃き掃除していますが、チリやゴ ミを掃いてちりとりで取るのが中心のサイクルから脱皮し、ゴミを掃くのは今はサブになり、床面を箒で「磨く」のがメインになってきていま す。
毎日掃いていれば、チリやゴミはそれほどありません。だからそっちに かける労働が少なくなるので、自然、もっと別なところへ目がゆきます。たとえばふだん掃いていないすみっこのほうを掃こう、とか。。
あるいは、「磨く」という意味では、土間に「てかり」を出そうとする とか。。
そういう心境になったら、掃除のレベルが上がるだけでなく、その家全 体のレベルが上がっているのです。