元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

感謝が必要

人生観、のような、思想の話

  • 感謝が必要

生活のインフラが整備されているから、「哲学」などというものが生まれる。というか、それが庶民にも広がる。

そして、生活のインフラが整備されていなかった時代の哲学に比べたら現代の哲学はおそらく、甘っちょろいものなのでしょう。
でもそれはそれでいいのです。僕らは今の時代、自身が生まれおちた時代に精いっぱい生きるしかないのですから。


専業主婦は、家事労働時間が飛躍的に伸びたからこそ、いろいろと考える余地ができた。

自分の身体が清潔に保たれているからこそ、「着飾ろう」という意欲がでてくる。

部屋が片付いているからこそ、インテリアについて考えることができる。

みなつながっています。

この「生活基盤」に感謝が必要なのに、されていないということ。人間としてのおごり、なのでしょうか。「おごれるものは久しからず」とはいいますけれど。。