元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

貧乏人は悟れない

甲本ヒロトさんは、本当に貧乏だったらギター弾きにはなれない、ロックンロールはできない、といっていました。(どこかに引用したことがあるような気がします)

「飽食の果ての飢餓」でしたか。。


釈尊は、もともとは一国の王子、大金持ちです。
大金持ちが厳しい修行をして悟りを開いた。

共通性がありますよね。
僕らの煩悩はほぼすべて、何もしなくとも食える状態になったがゆえに起こってきているものです。

食うこと、日々を生き抜くことがすべてになってしまったら、それは幸せなのか? といえば幸せではなく、幸せだと思わなかった日本人の先達はヒッシにこの国を豊かにしてくれました。

食うに困らなくとも実は、生き抜くというのは苦しいものなのですね。
「どう転んでも」という言い方が正しいのでしょう。