元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

そもそも客先会議には必ずたどりつく前提。それは実はすごいことなのかもしれない。

stevengerrard.hatenablog.com

なんかいも似たようなこと書いてるけど、何度でも書く。
これを読んで救われるヒトがふたりぐらいいたら俺は幸せだ。

客先で会議があるとするじゃない。で、重要なことを客に対して発表する必要がある、と。
だから資料つくったり上司にレビューしたり想定問答をシミュレーションしたり。。

客に何いわれるだろう?キレられたらイヤだなあ、この企画は通るかなあ、とか、いろんなことを考える。

そう、かなりいろんなことを、ね。

ところが! たとえば電車でふた駅ぐらいの客先に、「当日無事たどりつけるだろうか。。」とは、誰も考えない!
誰も!
何十回もそこにいってるから!

そんなことあたりまえじゃん、なんて、思いますか? これはアタリマエのことではないのだ。

たとえば新卒のぺーぺーがはじめて客先会議に出席するときは、「当日無事たどりつけるだろうか。。」っていうパラメータは入ってくるんだよ。乗換案内で調べたりするじゃん。
逆にぺーぺーは一回目からプレゼンとかしないだろうから、まずたどりつけるだろうかとか、みだしなみとか、ちゃんと名刺交換できるかとか、そういうあたりだよね、プライオリティが高いのは。

まぁ方向音痴なヒトは、何回いってもたどりつけないかもしれないという不安が残るかもしれんがw


で話戻すと、何回も客先にいってる人間は、そこにたどりつけるだろうか、なんていう不安はみじんもないし、そして九分九厘客先にたどりつくんだよ。

大雨であっても! その重要性によってはあなたは、38.5度の熱があっても、たどりつくであろう。

で、なぜたどりつけるか? なんだけどそれは「練習」してるからだよね(笑 いや、当の本人は練習してる気なぞさらさらないんだろうけど。

練習して、かつその結果、身体がもう覚えてるわけ。どの改札を出てどっちに向かってどのビルの何回で受付して。。とか。

だから、そのレベルにまでしようよ! 自分が抱えてるたくさんのことを。
と、いうことを、いいたいの。

新入りの頃まったくできなかったことも、人間、何ヶ月、何年か経つと完全にルーティン化できる。
これって、すごいことなんだよ? 

最初にかいた「資料つくったり上司にレビューしたり想定問答をシミュレーションしたり。。」も、たゆまない努力によりルーティンにしてしまえばいいの。

つまり言い方を変えると。。いっかいいっかいのプレゼンを自分の中で「イベント」にしてたら身体もたんでしょって。そのハラハラドキドキが仕事の醍醐味とか、思ってる? としたらそれは間違い。

当日、客先に間違いなく到着できる、と思っているのと同じように、そのプレゼンは間違いなく相手を納得させられる、っていうとこまで身体に落としこむんだよ。

想定問答をやっておくのすらルーティンの努力でカバーできる。客が想定外の質問してきてしどろもどろになったりいきなりキレられたりすることにビビってんだったらそこまでも想定にいれとくんだよ。

それは、ビジネスマンならば誰にでもできること!