元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

最初のいーっぽ、じゃなくて一手

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重要なのは「最初の一手」なんです。

「ごろっと」「『人生』とやら」を転がしてみること。

これこそが「小損」に他ならない。だって、けっこうめんどいですからねえ。


「文句言いながらも現状維持」は、ラクです。でもね、「ぬるい」。というかぬるすぎます。

自分にこんな仕事ふるんじゃねーよ、オレは●●エンジニアなのになんで△△のタスクふろうとするわけ?
と、全力で断って現状維持、っていう方、多いですよね。

ここのエンジニアライフでも何回か書いたと思いますがこのドッグイヤーの21世紀で、しかもIT業界で、現状維持は後退とイコールですからね。


「ごろっと」人生とやらを動かしてみると、あとはなんだかしらないけれど転がっていくことが多いです。(私の経験上)

で、この最初の一手が、ヒトによって全く!違うんです。手法/アプローチが。

まず、この一手をどうするか、どう動くかは、基本的には自分が、死ぬほど考えなきゃならない。

♯あとで書くのを忘れてしまうような気がするので今大事なことを書きますが、死ぬほど考えた結果として偶然がやってきます。つまり、はためからみると最初の一手は偶然に左右されているようにみえる、けれども、その偶然は自分の思考が引き寄せているもので、その偶然の「品質」も、そこまでの自分の思考の品質に依存します。とてもわかりやすくたとえれば(あくまでわかりやすくしてるだけです)、ポジティブに死ぬほど思考している人間にはポジティブな偶然がやってきますし、また逆もしかり

自分がどうすべきか? は、最終的には自分じゃないとわからんのです。

にも関わらず!この、自分で考えなきゃいけないところを「ショーバイ」にしている方々が、たくさんいるんです。いわゆる「自己啓発」方面とか。。ギロッポンに住んでる怪しい横文字ビジネスに従事しているヒトたちとか。。

まぁ占い師もそうですね(笑)

本来マニュアル化できないはずのところをマニュアル化/パッケージ化して、「高く」売っているショーバイは、100%インチキです。

「小損をとらなければいけない」ところを、損なんかとらなくてもいいんだよ、と優しく近づいてくるヒトたちの口車にのってはいけません。大損します。

ただし!2000円前後、すなわちハードカバーの値段ぐらいは「高い」には入りません。われわれは、そのぐらいは糸目をつけずに買わなきゃいけないんです。

ここが説明が難しいところで。。絶対にマニュアル化はできないのですが、他人の経験は参考になります。他人の経験は、本として売っていることが多いので、鵜呑みにしない前提で、インプットする必要は、(これも)絶対にあります。

2000*20=40000円で、20人(あるいは団体)の体験談をインプットすることができます。これぐらいの投資は必要です。
10万円とかのセミナーはインチキです。「インチキ」は語弊があるかもしれませんが、そのセミナーの内容はアナタにはぴったりフィットしません。そして2000円ぐらいの価値しかありません。だから本屋にいって本を買ったほうがいいです。


「成功法則には汎用的な解はないと知るのが成功法則」。

本は、むっちゃローリスクです。安価で知識を得ることができます。(それを教養まで落とし込むのはそのヒトの努力が必要ですが)


10万円とかのセミナーというのは結婚相談所とかそういう系の合コンとか、そういうのに近いかな。。彼らは高いカネを要求しますが。。確かに「場」を提供したり、ノウハウをパッケージ化して提供してくれたりしますが、それで自動的に結婚できるわけではないでしょう。

どこかの誰かと一緒に「結婚」というレールを敷くのはあなたですからねえ。誰もやってくれませんし。
ここで「小損」をとっていく必要がありますよね。アプローチして、トークして、アピールして、etc。。
どこかまではレディメードのマニュアルでよいですが、相手があることですから、どこかからは必ずオーダーメイドになります。自分で考えて自分でやらなきゃいけません。

でもね、そのケッコン相談所とやらに「登録する」っていう行為は「ごろっ」かもしれないんですよね。。
死ぬほど考え抜いた結果としてその行動にたどりついたのであれば、それでよいんです。